Windowsは確かに楽。色々とGUI操作で何でもできるOSだから。
でも慣れてくると、ルーチンでいつものソフトを起動して、位置や大きさを調整して、場合によっては複数のモニタで映して作業する、そこに至るまでの時間って実はけっこうかかる。待ち時間も長いし、何よりGUIだからマウスをそこに持ってきてクリックしないと動かない。感覚的に操作できるのはいいけど、慣れてきた人にとっては実はめんどくさいことをしています。
そこで登場するのがコマンドプロンプト、そしてバッチファイル。一般にcmd.exeと呼ばれるもので、ここにバッチファイル(.bat)というコマンドを書いたファイルを読み込ませてあげれば、数回のエンターキーと場合によっては管理者権限の許可をしてあげれば色々な動作を裏で進めてくれるという優れもの。そこではわざわざアイコンをダブルクリックするために探し回らなくても良くなるというものです。
ただ、一種のプログラミングにも分類されるバッチファイルは、それなりに勉強しないとなかなかできないものです。初心者が知識0から始めて、何か1つを作れるようになるまでは他のプログラミングより簡単ではありますが、複雑なものになるとこれがちょっと勉強しただけでは無理なものも多いです。また、やりたいことが多くなるともっと高度なコマンドの使い方を勉強しなければならないので、それで挫折してしまう人も多いようです。
私は自分が使いやすいようにと、バッチファイルを独学で勉強し、高度で複雑な処理を行えるコマンドも使用して、とうとう引数利用、サブルーチンを駆使した電源プランの変更やIPアドレスとDNSサーバーの変更をバッチファイルで行えるものを設計し、しかもエラーがないように完璧な設計にしました。
自分で使っていても快適ですが、せっかくここまで勉強したのにこのまま腐らせるのももったいない…ということで、人によってバッチファイルでやりたいことは千差万別。やりたいことを聞き、対象のPCの構成を確認し、解説とエラーチェックを一通り確認後、納入して実際に起動させて、そこであらゆる想定される動作をさせてエラーが出ない、或いは間違った場合に正しい処理を行っていることが確認できた時点で完了となります。
この取引では、以下の情報が必要です。
・使用するPCの基本構成(スペック一式、使用しているストレージやRAM等)
・バッチファイルでやりたいことの明確な情報
・PCのディレクトリ構成
・そのPCが管理者権限を使用できるユーザーであるか否か(原則使用できるものとして進める)
これらの情報をご用意のうえ、ご検討ください。