以下は「法科大学院、じっくり丁寧に指導します」のトレーニングメニューの中の「読書マラソン」の詳細説明です。
●法科大学院の小論文は、質量とも難易度が高く、高度な技能が要求されます。
皆さんも受講されているかもしれない多くの小論文対策講座は、添削&解説が主です。
しかし、何度添削されても上達しない、そもそも小論文の問題文が読めないという方はいっらっしゃいませんか?
●そういう方は、読書不足によって、小論文の型、思考力が形成されていないことが根本要因です。型や思考力を養成するには、読書が一番です。今更、本を読む時間なんかあるものか?と思うかもしれませんが、急がば回れです。最初は大変かもしれませんが、数を重ねるうちにポイントを迅速に捉え、法科大小論文に対応できる知識と思考力が身についていきます。
やり方:
本を一冊ごと要約してもらい、講師とディスカッションしながら思考力を鍛えていきます。不明点は、必要に応じて講師が解説します。指定の必修10冊+その他受講者任意の40冊=計50冊の要約&ディスカッションを目標に3か月、6か月、1年で講師が伴走しながら、トレーニングをやり遂げます。
必修の10冊:
頻出の法学系、倫理学を中心に下記を読みます。
・丸山真男『日本の思想』岩波新書、1961
・川島武宜『日本人の法意識』岩波新書、1967
・品川哲彦『倫理学入門――アリストテレスから生殖技術、AIまで』 中公新書、2020
・加藤尚武『脳死・クローン・遺伝子治療――バイオエシックスの練習問題』PHP新書、1999
・加藤秀俊『社会学――わたしと世間』中公新書、2018
・E.H. カー『歴史とは何か』岩波新書、1962 ほか
「法科大学院、じっくり丁寧に指導します」をご覧ください。