オリジナル商品がほしいと思っても、
デザイン費、設計費、回路設計費、金型費やキャッシュフローを考えると、
どうしても大きな開発予算がかかります。
たとえば、添付にあるような完全オリジナルのホイッスルでも、
デザインして設計して、音が出るか試作して、簡易金型作って3000個の生産までで、
約150万円ぐらいかかりました。
これだけだと、一個あたりが500円という高い原価になりますが、
通常商品は5年ほど売って、例えば毎年3,000個売れると、15,000個です。
金型の償却を5年とすると100円という原価になります。
その売り上げを予測した上で、多くの企業はこのような感じで事業計画を立てます。
OEMの場合はこれと違い、仕入れ数(初期投資予算)が大事になってきます。
まずは予算とターゲットを含めて、どうするとオリジナルな物が出来るか、
多くの商品開発を行ってきた経験から、アドバイスを受けて見てはいかがでしょう。
予算が少ないとかでも、解決策はあるものです。
最初に方向性が決まるようにすると、無駄に考える時間が省けます。
ラフスケッチ描いたり、アイディア出したりしても、無駄になりますので、
その前に商品開発の基本的なことを理解することが、一番の近道となります。
まずは道筋を理解してから、進むことをお勧めいたします。
原石を具現化しましょう。
ご予算はとても大事です。
無理のない予算でお話しください。