日本に住み、平和に暮らせている毎日。
世界がグローバルになり、SNSなどの普及で海外との距離が近く感じるようになりました。
それでも、日本人でない外国人にとり、実生活で日本はやはり外国です。
私は、日本で生まれ育ちましたが、
日本のような安全で、静かな国で暮らせて幸せだと思います。
日々、わんこのお散歩しながらそう感じています。
ただ、日本は島国であるために、外人は「訪問客」なのです。
そう感じる事は多々あります。
小学生の頃から、
「日本語分かる?」
「カレーとか食べる?」
「日本語が上手ね」
など、他にもいろいろ差別なのか、区別なのか分からない言葉を聞いて育ちました。
傷ついたこともありますが、年齢を重ねて、
今はかなり逞しく生きております。
今回、在日の方々のお話を聞かせて頂こうと思ったのは、
お隣に住んでいる中学生の女の子がきっかけです。
父親は韓国人、母親は日本人です。
ご本人は、自分がハーフである事がとてもコンプレックスらしく、
少々内気になってしまっていると、お母さまから伺いました。
我が家の家族構成は、私と、娘と息子の韓国籍家族です。
2人とも、周囲の方々に恵まれ成長したので、
それはそれは自由奔放で、明るく伸び伸びしております。
それでも、息子も娘も学生時代は国籍の事で、
友達から差別発言されたこともあるようです。
しかし気後れすることなく、ケンカして勝利を収めるような子供に育ってます。
現在、娘の夫は日本人。息子の嫁は日本人。みんな、とても仲良しです。
けれども、お隣のお嬢様のように、
お友達にも「半分だけ日本人」と告白できず、
コンプレックスを抱え、ひっそりと生活している人もいると知り、
どうにか強くなってもらえないかと考えました。
誰にも言えず、悩み続けても人生が無駄に過ぎてしまいます。
話せたら気がラクになるはず!!
話したらきっと元気になる!!
と、思ったのです。
絶対に同じ環境で生活しているのですから、
思いは通じるはずです。
共感できるはずです。
ですから、一人で思い込まず、抱え込まず、
ぶんばあに話して欲しいと思いました。
内緒のお話をたくさんしましょう。
お便りくださいね。
日本語しか話せません。
英語や、フランス語、韓国語、中国語など、
国際色豊かな言語は申し訳ありませんが分かりません。
日本語でよろしくお願いいたします。