発達障害の子どものお薬の愚痴、悩みを聞きます

コンサータ、ストラテラ、エビリファイ、リスパダール

4年間薬局薬剤師として働き、 現在はASD(自閉症スペクトラム)の中等度の 4歳の男の子の母親です。 かつて働いていた薬局でも、 発達障害の子どもさんの お薬の説明書をしていました。 対応するのは、保護者の方です。 患者さん本人(子どもさん)を見ることがないので、 どんな状態なのか疑問でした。 本人の体調など、 「食欲不振や体重は変わりないか？」と 副作用の確認をするのが精一杯です。 「このお薬が必要な状態ってどんな状態？」 よくわからないまま 長男を出産しました。 時は経過し、 1歳半検診で言葉が出ないことを 指摘されたのをきっかけに 疑い始めました。 2歳半になっても言葉が出てこないので、 療育センターへの受診に繋がりました。 「もしかして、発達障害？」 そう頭によぎりました。 受診日まで不安な日々が続きました。 そんなある日、 「そもそも発達障害って何？」と疑問。 そこで専門家の書籍を読みました。 その本ではお薬についても触れられており、 「本人を薬局に連れてこれる状況じゃない」と 初めて知りました。 待ちに待った受診日。 検査した結果、 自閉症スペクトラム(当時は軽度)と診断されました。 「ホッとした」が本音です。 「どうしたら彼の困っていることを 解決してあげられるか？」と 考えることに専念できると思ったからです。 その後、同じ境遇の保護者の集まりに 参加するようになりました。 その集まりで、 「こんな小さな子にお薬を飲ませて」と 不安を感じながら飲ませてる方の話を聞きました。 「あの時の患者さんの家族に、 何かしてあげられることはなかったのか？」と後悔。 これからは、 薬剤師として得た知識を生かして 発達障害の子どもさんの子育てしている パパやママのガス抜きができたらいいなぁと思います。 ここまでお読みいただきありがとうございました☆