★下記は、いま世界中で読まれている、山田博士著「社会の裏側!」137巻です(PDF版でお送りしますので、すぐにご覧になれます)。
毎日早朝5時に発行しているメルマガ読者5000人を始め、多くのかたたちに読まれております。地球という星を平和にしたい。そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。そう願って、毎回執筆しております。
【注】ココナラの上記タイトルは、最後に「ます」が自動的に入りますので、言葉が途切れていたりします。ご了承下さい。
★(書名)「社会の裏側!」137(PDF版)
1本のバナナの陰に、農民の涙がある。「フィリピン産バナナ」の残留農薬から見た、生産者と多国籍企業との間の著しい不平等契約!
~ある日、フィリピンのNGOに、「助けてほしい!」という声が届きました。このバナナ生産者は、多国籍企業の言うがままの危険な農薬を使い、体を壊しているんですね~
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……こうした「フィリピン産バナナ」から、「基準値を超える殺虫剤のフィプロニルの残留」が相次いで発覚したことを、本当は真っ先に述べたいのです。
ただ、じつはこれ、いわばもっと大きな問題の序幕に過ぎないのですね(詳しくは本書をご覧下さい)。
日本に輸入されるバナナのうち、フィリピン産は79万トンで、全体の約8割ほどになります。
ところがこの農薬の「フィプロニル」は、あの「ネオニコチノイド系農薬」とよく似ており、ミツバチがいなくなる原因の一つでもあったんです。
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ある日、フィリピンの、あるNGO(非政府組織)に、地域の人から「助けてほしい!」という声が届きました。
聞きますと、小型飛行機による農薬の空中散布は、風向きによってプランテーションとは関係のない場所にまで飛散させてしまうとのこと。
それは、子どもたちが学校に通う時間帯にまで及んでいました。
こういう光景が日常茶飯なんですね。
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それに一番の問題は、たとえば、バナナの「買取価格」。
これが「多国籍企業」に一方的に決められ、「生産者」には交渉する余地もないわけです。
まさしく奴隷労働。
そして、その契約期間が長い。
なんと……15年から30年。
つまり、その間、ずっと同じ価格です!
しかも、契約書の英文も読めない「生産者」たちが署名をしているわけです。