子どもたちのよく食べているお菓子や好きな食べものに、ぼくがい
つも叫んでいる「遺組み」(遺伝子組み換え)作物が多く使われて
おりますが、あとで、その一部をご紹介します。
まあ、これなどは、ほんの氷山の一角でしょうけどね(笑)。
企業たちは、とても、消費者、とくに子どもたちへの配慮なんて考
えていない。それに、それに、それに……。
日本の政府は、この「遺組み」の安全性については、なんと企業側
が出したきたデータだけで認可しているわけですね。ヨーロッパな
どでは考えられないことです。長期の動物実験なども、されていま
せん。
これで、どうして、ぼくたちはこの「未知の世界の食べもの」を食
べ続けることができますか。
ましてや、成長段階にある子どもたちへの影響は、もう考えるのも
嫌になるほどですよね。1秒ごとに、1分ごとに細胞が作られてい
るこどもたちに、そんな「未知の世界の食べもの」など、食べさせ
られません。
「子どもの体を子どものままで残す」ためには、子ども時代には子
ども時代に食べる食べものがあるはずなんですね。人間として食べ
るもの。その食べものが、この「未知の世界の食べもの」であって
いいはずがありません。
この「遺組み」については、フランスでの実験結果がありましたよね。
カーン大学のセラリーニさんたちの研究によれば……(省略)。