毎月、年金機構より送付される「社会保険料の納入告知書」のチェックには、会社負担分(法定福利費)の社会保険料の算出が必要となります。又、介護業界では処遇改善加算総額の配賦が行われていますが、ここでも法定福利費の算出が要求されます。
<収録内容>
(1).法定福利費計算書
「法定福利費計算書v1.0」の記入例シートと白紙シート、及び「法定福利費計算書v1.1」の白紙シートを収録しています。v1.0は、65歳以上の雇用保険免除用のシートで、v1.1は、65歳以上の雇用保険徴収用のシートです。
1.法定福利費計算書v1.0_記入例
2.法定福利費計算書v1.0_白紙
3.法定福利費計算書v1.1_白紙
(2).解説書
1.法定福利費計算書の作成方法.pdf
2.「法定福利費計算書」の使い方と実際の活用事例.pdf
3.社会保険料納入告知書の納付金額のチェック方法20210129.pdf
(留意)
年齢が65歳以上の雇用保険の被保険者(高年齢被保険者)については、これまで雇用保険料徴収が免除されていました。しかし、2020年4月1日 からは、65歳以上 の被保険者分も雇用保険料を納める必要があるため、被保険者本人の負担分を徴収しなければならなくなりました。そこで、「法定福利費計算書v1.1」では、65歳以上も雇用保険を徴収するように関数を変更しております。ブログ等の中では、法定福利費計算書v1.0にて説明をしておりますので、あえてv1.0も添付しております。が、使用される場合は、法定福利費計算書v1.1をご使用下さい。
<シートの扱いについて>
・30名まで入力できます。
シートに入力できるのは30名までですが、追加で行を挿入することはできます。が、その場合は、関数をコピーする必要がありますので、ご注意下さい。又、最終行に追加した場合は、合計行の関数に追加した行が含まれるよう関数の変更が必要となりますので、ご注意下さい。
・シートのコピー
法定福利計算書を利用した結果を残す場合は、シートをコピーして下さい。コピー元のシート名を、゛20191015支給給与゛や゛20191215処遇改善加算゛等と設定すれば分かり易く管理できます。但し、コピー先のシートは、結果が残っていますので、新しい法定福利計算書として使用する場合は、中身を消すか?書き替える必要があります。