わんちゃんの歯みがきの秘訣、獣医師がお教えします

歯みがきができるかどうかが、愛犬の一生の健康を左右します！

愛犬のお口の中を見たことがありますか？ ３歳以上の犬の約８割が歯周病を患っているという話を、聞いたことがある飼い主さんもいるかも知れません。 本当に多くのわんちゃんが歯周病をわずらい、ひどい口臭を呈したり、口が痛くて食べられなくなったり、膿で顔を腫らしたり、歯周病で心臓や腎臓など他の病気を悪化させたりしているのです。 歯の健康を保つことはわんちゃんが健康的に長生きするために、とっても大事です。 このことは、私も長年獣医として犬猫の歯科治療に取り組む中で、日々強く感じています。 （歯科だけで累計約2500件ほどの治療実績があります） 近年ペットの健康寿命が長くなってきていますが、さらに延長をさせるためには歯の健康の改善が果たす役割が大きいのではないかと思い、積極的に予防歯科に取り組んでいます。 でも、犬の歯みがきはその重要性のわりには、なかなか普及しません。 なぜなんでしょう。 実際やっていただいた方はわかるかと思いますが、初めて歯みがきをされた犬猫たちは、普通びっくりして嫌がりますよね。 それでも無理にやろうとすると、歯ブラシを見ただけで逃げるようになっちゃう、、、 最悪の場合飼い主さまが噛まれてしまう、といった話もよく聞きます。 こうなってしまうと、いくら大事なことだと分かっていても続けていくのは困難ですよね。 ここでは、トライはしてみたけどなかなか上手くいかなくてあきらめちゃいそう、これからやろうと思うが失敗したくない、といった方に絶対知って欲しい、これから歯みがきをやる上で欠かせない最も大切な秘訣をお伝えします。 またわんちゃんのデータをお聞きし、お口の状態や性格、過去に歯みがきをトライした時の状況やしつけの程度なども加味して、それぞれに合った歯のケアのやり方をアドバイスし、歯みがきのステップアップのサポートをしていきます。 ビデオチャットサービスの利用も可能です。 わんちゃんの様子を直接拝見したり、私の犬やぬいぐるみを使うことでわかりやすくご説明できるかも知れません。 わんちゃんの歯みがきはとにかく最初が肝心です。 歯ブラシの正しい使い方ならネットで検索すればすぐ出てきますが、実際やらせてくれなければ意味がありません。 間違ったやり方で歯茎を傷つけてしまう飼い主さまも、多くいらっしゃいます。 最初のスタートはぜひ専門家の指導のもと始めて下さい。