遺言書の原案を作成致します。
「自分はまだ若いから大丈夫」
「資産が多いわけじゃないから」
「家族の仲が良いから揉める心配はない」
大半の方はそういう風に考えてしまうと思います。
しかし、相続というのは資産の多い少ないに関係なくトラブルが起きる可能性があります。
例えば妻に先立たれ、子供は同居している長男、結婚して遠方にいる長女の2人で
資産が土地家屋(評価3,000万円)と貯金500万円という場合
家は同居している長男が、預貯金は遠方にいる長女が相続すれば丁度いいような気がします。
しかし、法的には2人で半分ずつ相続する権利があるにもかかわらず相続財産は6倍の差が生じています。
長女からしたら、もっと相続する権利があるんじゃないかと考えてしまうものです。
また長女がそれで納得しても、長女の夫や夫側の親族が「もっと相続できるはずだ」と主張することも決して珍しくありません。
そういったトラブルは誰にでも起こりうることです。
不動産の評価というのは高額になることが多く、簡単に分けることもできません。
遺言書をしっかりと書いていれば、トラブルを防ぐことができます。
死後、子供達が読んだ時に納得できるような文章や書き方にすることも重要になります。
自分はまだ若いからと言ってもいつ亡くなるかは誰にも分かりません。
相続を考える年齢になった時に認知症を患ってしまい遺言書を作れなくなることもあります。
遺言書は後から何度でも書き直すことができ、最新のものが有効になります。
まずは作ってみることが大切です。
しかし自分で書いてみても要件を満たさないと無効になってしまうので注意が必要です。
相続のプロにぜひご依頼ください。
しっかりとヒアリングを行いながら原案を作成致します。
ご満足いただけるまで修正可能です。
相続税のご質問について、一般的なことはお答えできますが、個別具体的に試算などはできません。(税理士法に抵触してしまうため)