15歳までの自閉症児の子育てのお悩みに応えます

自閉症の20代の娘の母親です　ご両親も先生も利用できます

重度の自閉症、知的障害の20代の娘の母親です。 娘が他の子とちがうと気になりだしたのは、2歳の時でした。 言葉が遅く、高い所によく登るので、目が離せませんでした。 3歳で自閉症と診断され、重度と認定されました。 ショックではありましたが、原因がわかったので、適切な対応ができると、前向きに捉えました。 区役所の紹介で、障害児専門のこども園に入ることができました。 ここでは目に見えて成長し、親どうしの繋がりもでき、有意義で充実した2年間でした。 受け入れが良い地元の小学校に入学し、2年間は驚くほどスムーズに登校できました。 ところが3年生になり、状況は一変しました。 　 理解のない先生が担当になり、学校生活が不安で苦痛なものになってしまいました。 更に不適切な運動会の練習が重なり、ストレスが大爆発しました。 嘔吐、失禁、自傷を繰り返し、学校どころではなくなりました。 私が少しでも離れるとパニックを起こすので、付きっきりで在宅療養しました。 昼夜も逆転してしまい、いつまで続くかわからず、わたしの心身の疲労もぎりぎりの状態でした。 当時できたばかりの自閉症の専門機関に相談しても、電話での相談を断られ、怒りだけが残りました。 その時一番支えになったのが、月1回指導を受けていた動作法の先生の言葉でした。 「お母さん、それは大変やね。でもね、治まらないパニックはないから。ぜったい治まるから。もうちょっとの辛抱」 その言葉が、大きな支えになりました。 実際、娘の自傷行為は3ヶ月で治まりました。 4年生からは特別支援学校に転校させました。短時間登校で休み休みですが、登校できるようになりました。 その後も大変なことはいろいろありましたが、今はいい相談機関が見つかり、信頼できる担当支援員さんがいるので、安心感があります。 主治医、支援員さん、娘と相性のいいヘルパーさんのサポートに恵まれ、感謝しています。 また、同じようなケースで悩んでいるお母さんに、自分の経験を活かして相談に乗りました。 そして、もっとたくさんの方の力になれるのではないかと、このサービスを始めました。 自閉症児の子育てで悩んでおられる方は、ぜひご利用ください。 指導に困っている学校の先生、保育士さん、幼稚園の先生にも、ご利用いただきたいと思います。