資産運用をするにあたって、ポートフォリオの中に投資信託を組み入れることはよくあると思います。投資信託協会のデータを見ると、6000本近い数の投資信託が存在します。これは日本国内で一般に手に入るものだけの数字です。海外に口座を持つことにより、その選択肢は何倍にも膨れ上がります。では、その数多く存在する投資信託の中から、どのように選択するのが自分に合っているのでしょうか?
私自身は投資信託投資を25年以上続けてまいりました。現在も所有していて、自身のポートフォリオの中で半分近くは投資信託です。25年の間には、基準価額が下落し、泣く泣く売却し、損失を出したこともあります。逆に大きな利益を享受したこともあります。そして現在は投資信託を含めた資産運用益のおかげで50代半ばにしてアーリーリタイアを実現しました。
その実体験をもとにどのように投資信託と付き合ったらいいか、お話ししたいと思います。
投資される方は、一人一人投資環境が違います。所有する資産規模は違います。すでに資金を持っている方がいれば、これから少しずつ資金を作ろうという方もいるでしょう。運用する予定の期間は違います。住宅資金を作るのであれば比較的短期間でしょうし、老後資金であれば長期運用が可能です。運用目標も違うでしょう。比較的多くの資産を持っているのであれば、将来のインフレに備えて、運用よりも保全に期待するかもしれません。まだ若い方であれば、長期運用が可能でしょうから、短期の下落は容認して長期の大きな上昇に期待するかもしれません。そういった、個人個人の投資環境をうかがった上で、最適な投資信託運用を見出すお手伝いをしたいと思います。
お話しする内容は、要望によって変わってきますが、以下のような項目を想定しています。もちろん、項目外の質問にも答えられる範囲で対応します。
・どのように投資信託を選択するか? その選択基準は何か?
・何種類の投資信託を選択するか?
・いつ購入するか? まとめて購入するのか、毎月少しずつ購入するのか?
・NISAを活用するかどうか?
・どの金融機関の口座で管理するか?
・いつ売却するか?
私自身は過去に投信で失敗を繰り返してきました。その失敗からの学習を参考にしていただけたら幸いです。
・投資信託の個別銘柄の紹介はしません。
・収益を保証するものではありません。
・投資信託運用方針を決めるお手伝いはしますが、最終決定はご自身でお願いしたします。