『骨盤を支えているのは左右の両股関節です。』
この左右股関節の角度がそれぞれに転位(てんい・位置がずれて戻らなくなる事)する事で、どちらかの脚が長くなり脚長差(きゃくちょうさ)が生じます。
◇左足が長い人は左骨盤が高くなり、背骨が左側彎(そくわん)、体質傾向は陰性〔内臓諸機能が低下しやすい〕
◇右脚が長い人は右骨盤が高くなり、背骨が右側彎、体質傾向は陽性〔呼吸器系・循環器系が乱れやすい〕
*転位が進行、又は複雑になってくるとどちらの症状も入り乱れます。
又、股関節転位のタイプは合計で8種類あります。【左足が長い・右脚が長い場合それぞれ4種類】
◇両股関節が内旋(内ねじれ)→はじめ、骨盤が前傾(反り腰・鳩胸)する
◇両股関節が外旋(外ねじれ)→骨盤が後傾(猫背・平背・ストレートバック)する
これに、脚長差やその度合いにより様々な傾向の骨盤の状態となって、背骨から全身へとゆがみが波及します。
頭痛・肩こり、腰痛、眼精疲労・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・側彎症・股関節疾患など様々な症状は、股関節転位が進行(脚長差)する事によって悪化しているのです。
〔顔の歪み〕頭蓋骨も縫合と呼ばれる28個の骨で成り立っており、どちらの脚が長いかによって固有のゆがみ方があります。一般に長い側の目が大きい。
ほとんどの方の場合、どちらかの脚が長いというのは生来のものです。
人は、どちらかの脚が長くこの世に生を受けて、偏った動作で二足歩行を繰り返していく内に股関節転位が進行、つまり、左右足の長さの差が増して行くのです。
人生のどの時点でどういった症状で声を上げるのか、それは人それぞれですが、その根本の原因は身体の要である骨盤、その骨盤を支えている左右の両股関節にあります。
こちらでは、どちらの脚が長いのか、それが、現在の症状やこれまでの既往歴と、どのように関わっているか診断し、詳しくご説明いたします。
*時間は必要に応じて45分位~60分超えることもあります。
*事前に、全身を写した写真を送ってください。(前から、後ろから、右から、左から撮ったもの合計4枚)頭部は写さなくても、どちらでも大丈夫です。
できるだけ、体の線がはっきりと分かるもの、特に、足のライン、横から見たときの背中から腰のライン、ぴったりとしたものを着て写したものをお願いいたします。
*これまでの既往歴(過去にかかった様々な病気、疾患、現在の体質や気になる症状などもご記入ください。)