家族や身近な人がメンタルを病んだ場合、適切な関わり方をしなければ、悪化したり、最悪のケースを招きかねません。また、一人で抱えこむと、あなた自身がつぶれかねません。そのためにも外部に助けを求めることが重要です。
相談内容
·精神疾患の家族との接し方
相手を否定しないでください。例えば統合失調症の患者さんの幻聴は、本人にとっては、現実なのです。相手を理解することが大切です。また、ストレスが症状を悪化させる原因となります。環境を良くすることが重要です。
「心の病気は、脳の病気です。過渡なストレスは、脳を壊していきます。」
·医者の選び方、セカンドオピニオンについて
患者さんと医師との相性が重要です。著名な医師でも相性が悪いと余計具合が悪くなるケースもあります。また、医師は万能ではありません。過剰な期待はしないでください。精神疾患と同じような症状が現れる病気もあります。私自身鬱と思っていたのが、男性更年期障害の症状だったというケースも少なくありません。当然処方される薬は効果がありません。
·薬と薬害について
薬で全ての精神疾患が治るとは思わないでください。ほとんどが沈静させるためのものです。副作用も半端ではありません。もし薬がどんどん増えたり、同じ効能の薬が何種類も出ているようでしたら、セカンドオピニオンを探すのも良いかもしれません。
「薬は万能では、ありません。過剰な薬の投与は、身体を蝕んでいきます。」
·精神科病院について
措置入院、医療保護入院、任意入院、精神科病院とはどんな所等
·経済的問題·公的支援について
自立支援制度、障害年金等
·その他
愚痴でも何でもかまいません。
あなたが少しでも楽になれば、状況も好転してきます。
私は、精神科の医師でもカウンセラーでもありませんが、家族の立場から精神疾患や薬について学んできました。
介護する側のお気持ちは、誰よりも良くわかります。
私の経験が少しでもあなたのお役にたてればと思います。
結果を急がず、焦らないこと、あなたが苦しくなったら外部に応援を求めることが大切です。出口は必ずありますから。
事前に
患者様の精神疾患の診断名及び病歴、主な症状、通院、入院歴、
処方されている薬と量、
家族構成や生育歴などわかる範囲で
あなた自身のメンタルの状態や経済的なこと等の困りごとを具体的にお教えください。
電話相談だけでは、すべて解決するわけではありません。出来ることと出来ないことがあることをご承知おきください。専門家が必要なケースも多々あります。公的機関に繋ぐ必要もあるかもしれません。そういった点も可能な限りアドバイスしてまいります。