あなたが自分のビートがイマイチだと感じるのはなぜでしょうか
そこにはいくつかの理由があります
我々は長年の研究の末に、ビートメイカーが陥りやすい項目を7つのリストにまとめました
1、質感が綺麗すぎる
我々が耳にする中で、一番よく見かけるのがこちらです
プロの曲で音質が綺麗に聴こえるからと言っても、そこには細かな技法が仕掛けてあります
高価なプラグインは素晴らしいですが、必ずしも必要ではありません
大切なのは適切にセッティングすることです
2、エネルギーが不足している
たとえ暗い曲や、チルアウト系の曲でも、それらにふさわしいだけのエネルギーを感じることができなければ、リスナーを引きつけることは難しいでしょう
3、ミックスにおいて、適切な配置で空間を満たしていない
高音域の欠落、ステレオ感、低音域の音の混乱によるマスター音量不足など、いくつかの陥りやすいポイントがあります。それらを一つ一つチェックし、リスナーにとって聴きやすい音響を実現します
4、適切なサウンドを選んでいない
自分の作りたい雰囲気に沿ってサンプルや音色を選んでいないため、意図しない前衛的なサウンドになっていることがあります
ミキシングで問題を解決できない場合はサウンド選びから見直す必要があります
5、一曲入魂すぎる
完成した時は気分が高揚していますから、最高の傑作ができたと感じてしまいますが、残念ながらそれは幻だったと後から気づくことになります
エジソンは一つの発明のために1万通りの組み合わせを試していたと言われています
一部の特殊な人間を除き、これは作曲においても当てはまることです
6、集客やプロモーションばかり気にしている
どんなに個性的なサウンドでも、リスナーの注目を引く曲ならば、自然に口コミなどで評判がついてきます
プロモーションが不要とは言いませんが、作品が一番重要なのはいうまでもありません
自分の時間の大部分を作曲に費やし、まずは身近な友人などから、お世辞ではない高評価をもらえるようになりましょう
7、制作に必要なリファレンスを聴いていない
素晴らしいと感じる曲の多くにはある程度共通のパターンがあります
イラストを写し書きするように、リファレンスのピッチを調節してDAWの作曲中の画面に貼り付け、細かく真似していくことで、うまく展開をつけることができます
紹介した7つのチェックポイントを着実に実行していけば、あなたのビートはどんどんリスナーの注目を集め、あなたの音楽活動にプラスになることを確信しています
研究の際に参考になった動画を紹介しておきますので、併せてご覧ください
もし、自分の曲を聴いてほしい、アドバイスが欲しいという方がいらっしゃいましたら、1回のやりとりについて2000円で受け付けています
楽曲のリンクか、mp3 wav aiff のファイルをお送りください