中小企業診断士の2次試験は、正解の公表がなく対策が非常に難しいと思います。必要な対策として、限られた時間の中で、与件文から企業の状況を把握し、1次試験の知識を元に適切な考察や助言を考える力を養う必要があります。
無論、問題練習(与件から実際に書く)は欠かせませんが、その回答のベースとなる知識・切り口の引き出しを多数持っておくことは同じぐらい重要です。本レジュメは、そういった切り口を集めた2次に必要となる1次の必要知識の観点を整理した切り口集となります。
Vol 0. 2次試験の回答のポイント
Vol 1. 戦略
Vol 2. IT
Vol 3. 事例I 組織・人事
Vol 4. 事例II 流通・マーケ
Vol 5 事例III 生産
Vol 6. 事例IV 財務
Vol 7. 個別テーマ
となっております。
(切り口やポイントは約800項目となります。)
以下、「戦略」から一部抜粋です。
★非常に重要な点
・企業の状況
・全体の方向性
・経営理念
・社長の考え
・経営課題の認識
《切り口》
SWOT→分析→今後の方向性
全体の方向性に沿った適切なSWOT
機会(ニーズ多様化、特注、市場)
強み(製品、QCD、顧客対応、ニーズ対応力)
脅威(海外の脅威、下請・系列崩壊、取引先選別、事業の波、大手の脅威)
弱み(今後の課題)
経営環境(世の中、市場)の変化
製品ニーズ、消費者ニーズの変化(多様化等)
★強みの源泉(強みは具体的に)
企画力、社長の経験、老舗、人脈、協力関係
自社ブランド、PB、商品開発力、カスタマイズ力
機会をとらえ、強みを活かす
Vol 7.の個別テーマでは、
OEM/下請、直営店/脱下請、多角化、FC、顧客依存/単一事業、内製/外製/アウトソーシング
機能別組織/事業部組織/マトリックス組織
について、回答の切り口となるメリット・デメリットを整理しております。
※1次の知識がある前提ですので、各項目の細かい説明はありません。切り口の総復習的位置付けです。
なお、加工可能なテキストファイルでお渡ししますので、項目の削除や追加等、ご自身でカスタマイズ可能です。(第三者への再配布はご遠慮下さい。)
真摯に対応させていただきますが、一個人の出品という点をご理解いただければと存じます。
皆様の合格を祈念しております。
真摯に対応させていただきますが、一個人の出品という点をご理解いただければと存じます。