ある人にとっては、物心着いてからの最初の記憶が幼児期であったり、小学校低学年であったりしますが、ある人にとっては、鮮明な0歳代の記憶があったり、出生以前の記憶を持っていることがあります。0歳代の記憶を持つあなたは、もしかしたら、0歳代の記憶がない人たちに囲まれ、話しても信じて貰えなかったご経験がお有りかもしれませんね。でも、0歳代の記憶を鮮明に持っておられること自体が、ご自身の持って生まれた本質的な資質や特性を知らせてくれている可能性が高いのではないかと、ぱーにゃんは考えています。
ぱーにゃん自身は、0歳代の記憶の持つ主です。世の中に男女があると分かってきた頃、自分が女性だと分かった時の失望感、仰向けからうつ伏せに寝返りはできるようになったけれど、逆はできなかった頃、うつ伏せねで死ぬかと思うほど苦しかったこと、ぐっしょりと汗をかいて、もう死ぬ、もう死ぬ、やばい、死ぬ、という時に母が見に来て、「大丈夫だった?」と抱き上げられると、全然大丈夫じゃなかったのにニッコリしてしまい、母はすぐにぱーにゃんをうつぶせに寝かせると行ってしまったこと等、幾つか覚えています。出生前の記憶も当時は持っていましたが、それを忘れてしまったことに気づいた日のことも覚えています。
何か過去のことを覚えているということは、そこに体験しきれずに抑圧した感情があった可能性があると思います。何故、この物語惹かれたのか、何があそこまで恐ろしかったのか?何故、目の前のトイレに入ることが出来ず、尿意を紛らわすことに走ったのか?我ながら不思議だったことが、浮上してくる感情を1つ1つをあるがままに受け止め、体験することを自分にゆるすと、ハッキリと残った事実が分かってくることがあります。絡まった糸も、話しながら、ほぐれてくる順にすくいとっていくと、いつしかすっかり解けてしまうようなものです。
ぱーにゃんは、あなたのお話を傾聴します。思う存分、繰り返し思い出される事柄に付着している過去の感情を探究して、解き放ってください。意識を、頭より下の体躯まで落として、内臓の発する語りに向けつつ探究されることをお勧めします。
あなたのお話を傾聴しつつ、ぱーにゃんも自分の身体感覚に意識を向けています。身体を伸ばしたり、あくびをしたり、深呼吸したり、ツボをタッピングしたりしながらお聴きすることがあることをご理解頂けますと嬉しいです。