人生で不思議な体験3選

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私は幼少のころから何度か不思議な体験をしておりますが、その中でも未だにはっきり覚えていることが3つあります。
 1つは私が高校生だった頃の話しです。高校生の時は自転車通学をしておりましたが、部活で帰りが遅くなった日がありまして、夜の8時頃でしたが、私の家まであと50メートルほどにさしかかった時に、ウォークマンを聴きながら前を見ずに自転車のライトでかすかに照らされた手前の地面を見て自転車をこいでいました。するとまわりは田んぼばかりで家も電灯もない真っ暗な所で、突然 「ぶつかるよ」という幼い子供のような声が聴こえて、パット 前を見たら、なんと そこには私の1メートルほど前を女子高生が自転車に乗って走行中でした。私はおもっいっきりブレーキを握り、ギリギリ女子高生に追突するのを回避できました。女子高生は私の自転車のブレーキ音で後ろを振り返り、私の存在に初めて気付いたようでした。もしも、幼い子供の「ぶつかるよ」という声が聴こえなかったら、私は前の女子高生に後ろから自転車で追突して、二人とも側溝に落ちて大怪我をしていたと思います。本当に今でもあの時の幼い子供の声には感謝しております。もちろん、事故を回避した後、まわりを見ましたが、辺りは真っ暗の田んぼと道だけで、女子高生と私以外には誰もいませんでした。ましてや幼い子どもなどはいませんでした。そして、女子高生は私が急ブレーキをかけ て初めて私の存在に気付いたようだったので、まさか女子高生が前から「ぶつかるよ」と言うとも思えないし、私はその女子高生とは中学の同級生だったので声はなんとなく覚えていましたが、幼い子供のような声の持ち主ではありませんでした。そして最後に考えられるのが、ウォークマンの音楽の空耳で「ぶつかるよ」と聴こえたのかとなりますが、私はその時は洋楽のハードロックを聴いていたので、この可能性も低いと思います。
いづれにしても、25年前のことを未だに覚えてるので、私にとっては不思議な出来事でありかつ、危険を教えてくれたあのときの幼い子供の声には感謝しかありません。

2つ目は、私の祖父のことです。私は幼い頃、両親が共働きだったため、幼稚園にあがるまで、祖父と祖母に面倒をみてもらっていました。まだ3才くらいの時で私は覚えていませんが、よく祖父が大型バイクの荷台に私を乗せて、いろいろな所に連れてってくれたようです。他にも一緒にかぶと虫やザリガニとりに行ったり、釣りなどに行ってくれたりと、本当に私に良くしてくれました。大人になってからも、私が困り事があると、いろいろと助けてくれました。そんな大好きな祖父でしたが、あれは忘れもしない2001年9月11日、同時多発テロが起きた日、夜中でしたが、私は就寝中でした。ドアをドンドンと叩く音がなり、目覚めると母親がドアを開けたとたん「おじいちゃんが倒れた」と言いました。私は寝起きで、少し頭がぼんやりしていましたが、母親の声と顔から、これはただ事ではないなと思い、祖父の寝ている部屋にいくとそこには、よろけながら、必死に立ち上がろうとする祖父がいました。私が「おじいちゃん 大丈夫?」とたずねると祖父は私をじっと見つめながら言葉を発することなくそのまま横になってしまいました。
脳卒中でした。救急車で運ばれ、そのまま意識もなく、手術となりました。手術は朝まで続きました。祖父の手術中、待ち合い室でテレビを観たら、ニュース速報で飛行機がビルの上層部に突っ込みビルが崩壊する映像が目の前にありました。その時は一瞬、上層部に飛行機で突っ込まれ崩壊するビルと脳卒中で倒れた祖父が私の中でシンクロしてしまいました。徐々に、アメリカでテロがあったことを知りました。このシンクロで私は祖父が倒れた年月日を今でも覚えています。私にとっては祖父が倒れるということは大事件でした。手術が終わり生命維持装置がつけられ眠ったままの祖父を見たら、悲しくなって涙があふれてきました。
11日の深夜、救急で運ばれ亡くなる24日までの間、祖父の意識は亡くなる前2日間だけ、言葉を発することなく目が開いた状態でした。私や家族が呼びかけると、わかるようでしたが、声を発することは出来ませんでした。そして、私が23日~24日の未明の間ですが、夢をみました。私の回りは辺り一面の雲で、真ん中に黒い大きな岩があり、岩の上に祖父が座っていました。祖父は私に「○○(私の名前) 結婚どうするんだ? 俺は正月まで生きられない」と言い、そこで夢は終わりました。そして朝、目覚めて少しすると電話がかかってきて、付き添いで病院に泊まっていた祖母から、祖父が亡くなったとのことでした。私は思わず、母に祖父の夢のことを言いました。これが、私が今でもはっきり映像で思い出せる予知夢となりました。
3つ目は、また祖父に関する事ですが、祖父が亡くなったあと半年ほどたったある日、また夢を見て、その時は祖父だけの映像が現れ、私に「○○(私の名前)、明日、気を付けろよ」と言いました。翌朝、夢のことを思いだし、明日、気を付けろよってなんのことだろう?と一瞬、思いましたが、気にすることなく、そのまま用事があったので、車で40分くらいの他市内へ向かいました。私は初めて行く所で、道がわからず、目的地近辺で探り探り、車を運転していました。ちょうど、狭い十字路に差し掛かったところで、横から来た車と出会い頭に衝突してしまいました。速度もゆっくりだったので、軽い事故ですみましたが、その時、前日みた祖父の夢を思いだし、ああ 「明日気を付けろよ」って、この事だったのかと気づきました。軽い事故ですんだのも祖父が守ってくれたおかげかもしれません。
この3つが人生で不思議だったこと3選です。他にも不思議な体験がありますが、また投稿します。


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