【2023年最新版】Vtuber作成するならどっち?Live2Dと3Dを徹底解説

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こんにちは!Vtuber制作会社を運営する
株式会社VERTECブログ担当です!

今回は3DモデルとLive2Dモデルの解説をします!
皆さん、Vtuberモデルって200種類あんねん(アンミカ風)

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そもそもLive2Dとは?

それではまず、Live2Dとはそもそも何かについて解説していきたいと思います。

まず、Vtuberモデルを作成するにあたって、主に2つのパターンがございます。一つがLive2D、もう一つが3Dとなります。3Dから解説していきますね!

3Dって聞くと一般的にはテレビとか映画館とかで今まで平面で見ていた映像が目の前に出てくるように見える時に3Dという言葉を使ったりしますよね?

Vtuberモデルにおける3Dというのは立体的なモデルのことを指します。
ちょっと言葉が足りないので、もう少し解説してみますね!


例えば、こちらの動画のモデルは正面から見ても、横から見ても上から見ても下から見てもしっかり形作られているんです! 当然、斜めから見てもそうです!

このような立体的なモデルのことを3Dモデルと言ったりします。

3Dのメリット   

として下記のメリットがあげれます。

①柔軟が動きが可能
②企画のバリエーションが広い

①の柔軟が動きが可能についてですが、基本的にモーションキャプチャと呼ばれる器具を体につけて動かす方が多いので、一つ一つの動きがトラッキングされて、幅広い動きが可能になります。一方でこの後説明するLive2Dは基本的に上半身しか動かさないのがほとんどなので、見栄えとしては3Dより見落としします。

そして、②につながる話ですが、①で柔軟な動きが可能だからこそ、それを前提として、様々な企画を行うことが可能になります。

例えば、3Dモデルを使ったダンス企画は非常に見栄えもいいですし、マッチしております。今までダンスをするイメージのなかったキャラクターが激しいダンスをする動画なんて撮影すれば、ギャップで注目を浴びることは間違いなしです!

あるいは背景を実写の映像と合成させて、実際に現地に3Dのキャラクターが訪れたみたいな映像も取れるかと思います。これもまた現実の映像に3Dキャラクターが映っているという映像がギャップになりますね!

以上のような感じで3Dは動きのいる映像に対して真価を発揮します!

次に3Dのデメリットを解説します。

3Dのデメリット

①Live2Dと比べて費用が高い
②セッティング技術がいる

①についてですが、まず圧倒的に初期費用の違いが挙げられます。
超簡単な作業で終わらせるのであれば、数十万で済むかもしれませんが、しっかりとしたものを作ろうと思ったら100万円以上は正直かかります。

なぜそんなに費用がかかるかというと、そもそも3Dモデリングの技術は主にゲーム開発の世界で使われていた技術になります。なので一人当たりの人月単価でいくらという計算をしていたのと、作業時間を考慮すると一体作るのに膨大な費用がかかります。なので正直いうと個人向けというよりは余裕のある企業向けということになってしまいます。

ただ、いくら余裕があると言っても3Dモデルを使って広告収入を得るとか、グッズ販売でマネタイズしようという考えだときついかもしれません。

ゲーム開発の世界では一発ゲーム当てて、数十億円、数百億円稼ぐというビジネスモデルなので、たかだか数千万、1億程度稼ぐために3Dモデルを起用するのはあまり得策ではないと思います。

3DのVtuberが活動する場として主にYouTubeが挙げられますが、そもそもYouTubeを活用したマーケティングで1億稼ぐのもトップ一握りになります。

なのですでにアッパーが見えている中で数百万の投資をするのはちょっと微妙かなと思います。(個人的にはYouTubeはいかにコストかけずにインプレッションを広げるかが、大事な気がします。。)

そして、次に②セッティング技術がいる件ですが、せっかく作ったモデルもセッティングができないと意味がありません。セッティングのためにはオペレーションをするPCと体の動きをトラッキングモーションキャプチャ、そして演者、また演者が動くための十分な部屋スペースが必要になります。

①の制作費用はお金さえあれば、なんとかなりますが、セッティングに関してはもしご自身で準備するのであれば、メッッッッッッチャめんどくさいです。。。

そもそもモーションキャプチャも別途費用かかりますからね。。。

といった感じで、コストの割にはグロースさせるのが難しいのが3Dの現状でございます。

次にLive2Dについて解説します。

Live2Dとは平面であるイラストがパーツごとに動かせるようになるものです。動かせるとはいえ、どこまでいっても平面なので、横からみたら紙っぺらのように見えるのは少し滑稽ですね!w

次にLive2Dのメリットを解説します。

Live2Dのメリット

①初期費用が3Dと比べて安い
②イラスト独特の魅力がある

①についてですが、やはり魅力的なのは初期費用の安さですね!
どれくらいかというと大体3Dの5分の一の価格で済みます。

初期費用が安いので、量産もしやすいです!実際に株式会社VERTECにご依頼いただくお客様の中で個人のお客様にもかかわらず、複数のLive2Dモデルを所持されている方も複数いらっしゃいます。

複数モデルをその時の状況や気分に合わせて使い分けるというのは新しい時代を感じますよね!

②のイラスト独特の魅力があるということですが、これはちょっと言語化が難しいのですが、アニメの世界でもCGではなく、あえて手書きのアニメで見たい方ってたくさんいらっしゃいますよね。もちろんCGの方が手書きのように一枚一枚書かなくていいので、コストは安くなりますし、それなりに見栄えもいいです。ただ時間とお金をかけてでもあえて手書きによるアニメを作る場合もあったりします。

例えば、「進撃の巨人」とかでも初期は全部手書きだったと思いますが、ファイナルシーズンあたりは全部CGになってます。やはりSNSでも賛否両論が分かれた事例でした。

そんな感じで3DよりもむしろLive2Dを求める方も少ないのです!

Live2Dのデメリット

次にデメリットですが次のとおりです。

①動きの柔軟性が少ない
②企画も限定的

①まず、致命的なのが3Dと比べて圧倒的に動きの柔軟性が少ないことです。3Dみたいに身体中を動かして、ダンスを踊ったり、走ったりすることもできないです。(厳密にいえば、できなくはないけど、制作コストがバカにならないので現実的ではないという感じです。)

以前、VERTECでもハンドトラッキング といって、上半身のみならず、腕も自由に動かせる制作案件を対応したことがございました。↓当時の案件がこちら


通常のモデリングのみならず、ハンドトラッキング までつけたのですが、この案件ではデザイン的に指先までトラッキングすることはなかったのですが、それでも2ヶ月はかかりました。もしこれが指先までモデリングするとなるとどうなるかは想像するだけでも。。。

そして、②ですが、やはり基本的には上半身を動かすのみになるので、多くの方は雑談・ゲーム配信が多くなってしまいます。雑談であれば、体を動かす必要がないのと、ゲームであれば、動画の見栄えとしてはゲームの中の映像が担保してくれるので、動画としてなんとか価値を維持できます。

逆にそれ以外の土俵だとかなり真価を発揮させるのが難しいのが現状です。

結局3DとLive2Dどっちがいいの?結論

ここまで3DとLive2Dの特徴、およびそれぞれのメリットデメリットを解説しました。ここからVtuberモデル制作を専門としているVERTECがどちらがいいのかをまとめていきたいと思います。

結論を申しますと、余程のこだわりがない限り、Live2Dがお勧めです。

個人の方も基本的にはゲーム配信のついでにアバターもあったらいいなぐらいの感覚でご希望いただく方がほとんどなので、Live2Dがベストだと思います。

そして、VERTECではそのLive2Dモデルを累計100名以上携わってきており、お客様のなりたい姿を再現させていただくことが可能でございます。


まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では3DとLive2Dについて解説させていただきました。この記事が良いと思った方はぜひいいねと拡散してくれますと幸いでございます!

また、Vtuber活動の相談がしたい方は下記リンクからお問い合わせください!相談は無料となっております。


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