化粧品のこれから|2024年日焼け止めの市場動向や売れ筋商品を紹介!

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ビジネス・マーケティング
コロナによる外出規制が落ち着き、人々が動き始めた今。化粧品需要も本格的な回復の兆しが見えています。特に需要が高まっているのが、日焼け止め。
イベントや外出が増えたことはもちろん、近年猛暑の影響もあり、より機能的な日焼け止めを求める消費者が増えています。
実際に、2023年1~3月は金額ベースで前年同期比123.4%とのデーターも。(経済産業省「生産動態統計」)2024年は、さらに日焼け止めの消費が進むと予想されます。
そこで今回は、2024年日焼け止めの市場動向や売れ筋商品をご紹介!
各メーカーからさまざまな商品が発売されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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▼目次
・2024年日焼け止めの市場動向
・2024年日焼け止めの売れ筋商品を紹介!
- トレンドはパウダータイプの日焼け止め
- 香るフレグランス日焼け止め
- まるで美容液!スキンケアもできる日焼け止め
- メイク崩れを防ぐ!制汗日焼け止め
- 子供も安心して使える日焼け止め
・日焼け止め市場は3月から急上昇。早めの対策を。

2024年日焼け止めの市場動向

日焼け止めは、2022年12月から「耐水性表示」が始まりました。水に浸かった時にどれくらい「SPF」を保持できているかを表す表示であり、耐水性の能力によって2段階で表記されます。表示移行に2年間の猶予がありますが、2024年11月30日以降に出荷されるものは「UV耐水性★」または「UV耐水性★★」の表示がないと「ウォータープルーフ」商品として認められません。
また、日焼け止めを塗る量の定義変更もありました。日本化粧品工業連合会がSPFを測定する時の規定量と定めている、「2㎎/㎠」が基準となります。
2㎎/㎠とは、「お肌1㎠あたり2mg」という意味。目安として、パール2つ分(1g程度)の量が必要です。
今後、この基準が広く認知されていくと、日焼け止めの消費量はさらに増えると予想されます。日焼け止めは1シーズンに1個買えばよい、余った分は来年に取っておく、といった使い方をしていた人も、消費量が増えることで1シーズンに数本使用が当たり前になるかもしれません。
種類の多い日焼け止め商品の中で選ばれるためには、戦略的なマーケティングが重要です。

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まるで美容液!スキンケアもできる日焼け止め

従来からあった、美容成分配合の日焼け止めに留まらず、最近は美容液並みにスキンケアができる商品が発売されています。ハリ、ツヤ、美白、トーンアップから肌荒れ予防、高濃度のビタミンC配合など。これ1本でスキンケアから日焼け止めまでできる商品もあるので、忙しくてつい日焼け止めを塗り忘れるといった心配もありませんね。

メイク崩れを防ぐ!制汗日焼け止め

ちょっと外に出るだけでも吹き出すように出てくる汗。夏のメイク崩れに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで、制汗成分が配合された日焼け止めが注目されています。汗を流れにくくする成分によって、ファンデーションがよれるのを防ぎます。絶対に綺麗をキープしたい夏のイベントにも大活躍です。
子供も安心して使える日焼け止め
子供はこんがり日焼けしているくらいが元気で良い、という時代もありましたが、今は0歳から日焼け止めを塗る時代。温暖化で昔よりも紫外線が強いため、日焼けによる子供の肌トラブルも起こっています。
子供も使える日焼け止めは、安全安心なのはもちろん、子供がつけることを嫌がらないようにベタベタしない工夫もされています。

日焼け止め市場は3月から急上昇。早めの対策を。

日焼け止めは、気温が暖かくなる3月頃から需要が高まり、夏にピークを迎えます。「この夏こそシミを増やしたくない」という人たちが、3月頃から今年使う日焼け止めを探し始めます。日焼け止めの販促は、早めに戦略を立てて動いていきましょう。

まとめ
今回は、2024年の日焼け止めの市場動向と売れ筋商品についてご紹介しました。日焼け止めは、使う人の生活環境によってニーズはさまざま。時代が変わるごとに、日焼け止めに求められる機能も変化してきています。
ライジング・コスメティックスでは、化粧品販売のマーケティングや、営業支援、広告コンテンツ制作、薬機法への対応などを行っております。化粧品の販促を支援して欲しいとお考えの方は、一度お気軽にご相談ください。



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