彼の財布をあてにする女性は大事にされない事情

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金銭感覚がわからない

前の彼氏、その前の彼氏とも、交際中はすべて彼にご馳走してもらって過ごしてきた、恵まれた環境の女性が陥りがちな失敗があります。

「世の中の男性はみんな、女性よりもお金に余裕があって、おごってくれて当たり前」そう思い込んでいるケースです。とくに年上の人とばかりつき合ってきた女性は、同世代の金銭感覚がわからない場合があります。

過去の恋の延長で、新しい彼候補との初めてのデートのときから「ご馳走されて当たり前」という気持ちでいます。

「喜んでご馳走になってあげるのが、男性の満足感を満たすのよ」と思っていたり、「彼がご馳走してくれるかどうかで、自分に対する意気込みをはかる」という女性もいます。

しかし、そこに大きなすれ違いが生まれてしまうのです。最初は、相手の男性がどんな考え方なのか、そしてどんな経済状態なのかがわかりません。だからこそ、そんなところで墓穴を掘って、恋の芽を摘んでしまわないように、まずは無難に「私も出します」と言うのが賢い女性です。

1回のデート代に「5万円や6万円使うのは当たり前!」と言う男性もいれば、無理してカードの分割払いでそのデート代を捻出している男性だっているのです。

「食事くらいご馳走してくれないような男なんて彼氏候補じゃないわ!」もちろん、そういう基準を持つことは自由です。それによってお金のない男性は自然とふるいにかけられるわけですから。

デートの支払いは、「彼がリッチなのか否か」の、言わばリトマス試験紙のような役割も果たします。
ただ、もしあなたが「お金」を相手に求める第一条件としていなかったなら……。大事な人を失ってしまわないためにも、自分からお財布を開いてみることです。  

男性は、つき合う女性に、自分の財布事情に理解を示してほしいと思っています。それは長くつき合いたいとか、その先の結婚後のことも見据えているからこそです。 
結婚などしたら、彼の経済状況が悪くなれば、専業主婦だった人も働かざるを得なくなる場合だってあります。そういったピンチのときに、ともに戦ってくれる女性なのかどうか? それを、最初のデートのときに判断してしまうのです。  

彼氏の財布をあてにする女性?  

自分のものは自分で払おうと思っている女性?
ほんの少しの気遣いで、いいも悪いも判断されてしまうから気が抜けません。  
以前、こんなことがありました。合コンが終了した、お会計のときのこと。 「じゃあ、男性10000円、女性は3000円でね!」と言うと、 「え~、帰りのタクシー代がないから払えない」 「私達、払ったことないもん」と、女性が口々に言い出したのです。

彼女達はみんな 25 歳を越えていましたが一瞬にして安っぽい、非常識な集団に見えてしまいました。そして、男性陣は「この女性達とは恋愛に発展することはもちろん、友人関係になることもないだろう」と瞬時に判断しました。  
もちろん、男性陣が全額払うことなんて大きな問題ではありません。その「自分達は食事代を払ったことがない」という発言が、不快な空気をつくってしまったのです。
彼女達は、恋人はもちろん友人候補としても対象外、無言の「戦力外告知」を受けてしまいました。

店を出たとたん、六本木の街でサヨナラです。男性陣は見送りはおろか振り返りもせず、飲み直しのために次の店に向かいました。

もし、彼女達の誰かをあらためてデートに誘う物好きな男性がこのメンバーの中にいたとするなら、それは明らかに下心がある場合だけです。確実に本命候補の可能性はないでしょう。

大事なのは、気持ちです。相手が「お金なら僕に全部払わせてよ」というお金持ちの男性だったとしても、ときには自分なりに奮発したプレゼントをするなどの気持ちを示さないと、先々大切にされない女性へと転落します。

恋人や結婚相手は、経済的な保護者ではありません。持ちつ持たれつのパートナーとしての精神が、恋の一歩手前の段階から必要なのです。  
もちろん割り勘にしてお金を節約したいという男性もいますが、そんな男性は多くありません。  

大人のイイ男が女性に求めるのは、「相手に依存しすぎない、自立した女性としてのプライドと、お互いに感謝の気持ちのキャッチボールができること」なのです。

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