【依頼内容】高校受験 合格できる学校を知りたい

記事
占い
今回は、受験占です。
【依頼内容】
「息子が帰国子女枠での高校受験を控えているが、
志望校が絞り切れない為、合格できる学校を知りたい。」
ご依頼はどれも真摯に対応していますが
「受験」というと、無条件にドキドキしてしまいます。
さらに海外からの手続きもあって、お力になれたら…という思いでした。

1) 私立A学園
日にち 申月 庚午日 空亡 戌亥  
用神  官用神 
日辰/官鬼 月/兄弟 六沖卦
Agaku.jpg

【解説】
いつものように、中心の星を決めてから占います。
今回は「官鬼」で官用神です。
官鬼は、災いや病気の時にも使いますが、仕事、男性、功名という意味があり、試験などはこちらのエネルギーの強さを見て吉凶を占います。
では「官」はどうしているでしょうか。

初爻に官鬼が動いている状態です。この官は「巳」であり、日にちの「午」と同じ五行になり、強いエネルギーがありますので、合格できそうと判断しました。
また「官」を攻撃する「孫」は力ありません。
ライバルは5爻に出ています。月からのエネルギーをもらいますが、動いて減退していきます。これはいないわけではないのですが、そのまま減っていきそうなイメージです。

クライアントは上爻の父母爻です。動いてないので、大変乗り気って程でもないですが、悪くないと感じている様子。息子さん自身も同じくです。
11月にサインがありますので、なんらかの結果が出るのかと思われます。

2)私立B学校
日にち 申月 庚午日 空亡 戌亥  
用神  官用神
日辰/子孫 月/官鬼  世爻卦身
Bkou.jpg
  【解説】
官鬼が3爻の財に隠れてしまっています。
そして、日にちに子孫がつき、月とも合の関係で強いです。

子孫は子供、楽しみ、ラッキーな星ですが、官を倒します。つまり「官」用神で占っているこの場合は、よくない暗示です。

2爻と3爻は伏吟という状態です。「伏吟」は通常、内にこもり抜け出せない状態を表しています。この場合は費用もかさみそうですし、あるいはライバルの存在を感じさせます。

クライアントは、初爻の世爻でみます。勉強自体は良さそうと思っていますが、合格は難しそうと思っていることがうかがえます。
上爻に「兄弟」もありますし、ライバルが目立つともとれます。現状では難しいと思います。縁が薄いようです。


3)C公立高 
日にち 申月 庚午日 空亡 戌亥 
用神  官用神
日辰/財爻 月/父母
Ckou.jpg
【解説】
官は2つに分かれています。
日にちに「財」がつき、官を後押ししていますが、伏吟しています。
伏吟とは「抜け切れず内にこもり、抜け出せない」状態ということです。
(上と5の爻)
世爻=自分と用神との伏吟なので、これに関してトラブル、
問題がありそうです。

2の応爻に「官」用神がついています。
こちらは「卯」に攻撃されて、力を失います。
 よくない卦です。息子さんも気が進まない様子ですし、勧めません。

実際には全部で6校を鑑定しました。
その中でも確実に合格できるA学園と当時、最も縁が薄そうなB高校、
トラブルをかんじさせるC高校を紹介しています。

6校中2校が合格できそうな結果で、
あと4校は学校自体に問題を感じさせるもの、
ライバルが多そう等と、それぞれに状況が映し出されていました。


【結果】
 受験結果は結局4校受けて、3校合格されたそうです。 

結果的に息子さんも気に入っていた
1)のA学園に決めたとのこと。
サインの通り11月に合格がわかったそうです。

本人も一番行きたいと思っていた学校で、
交通の便もよく、楽しく通学しているとのこと。

 一番縁の薄そうと出ていた2)のB学校は、
「受験票が届かない」、「手続きがスムーズにいかない」
さらに、合格はしたものの、
「合格通知もなかなか届かず」(届にきた郵便局員とすれ違い。
不在通知をもらっても、一時帰国をするタイミングで、受け取れないなど)
トラブルが発生したうえに、「費用がかさむ」と言われていたが、
手続きの時に手違いがあり、他所より一万円多くかかったそうです。

さすがに縁が薄いと言われただけあると感じたそうです。
それでも、合格したのですからすごいですね。

「トラブルが心配で勧めません」の3)の公立のC高校は、鑑定結果、その通りだったそうです。

「6月卒業予定の帰国子女の身では、
3月卒業見込みが受験資格の公立は受けられなかった」とのことでした。

【まとめ】
8月の終わりに「1校は合格できる」と
保険を手に入れた安心感と、まだこれから頑張って合格率あげよう!と親子でがんばった結果、当初の鑑定結果をくつがえしされました。

「縁が無い」と出て「やっぱダメかも」って思うよりも「まだ、これから!」と考えて、たとえ1校、落ちたとしても、プラスマイナスの法則で次は受かるという思考で乗り切ったとのことです。

息子さんも受験後に、実際難しい試験だったらしく、無理かもと考えていたそうですが、上記のような考えをお子さんに伝えて前向きに考えて受験を乗り越える心構えでいたとのこと。

占いの使い方、距離感が素晴らしいですね。

「占いを信じるのではなく、利用する」これにつきます。
海外から帰国しての受験で大変だったと思いますが、喜べる結果となり、本当に幸いでした。

鑑定結果は絶対ではありません。なぜなら五行易は3カ月を目安にしています。
この五行易やタロットなどは、その時の状況から今後のことを占うので、クライアント、この場合は息子さんの意識、潜在意識が変われば、結果も変わってくるのです。

現状の状態、方向性を見極め、より良い未来を手に入れる為に、占いを使ってください。

次回からも実際の鑑定結果をもとに紹介していきます。
お読みくださいましてありがとうございます
ホームページに掲載した話を再構成しています。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す