USMC Stand up collar shirt Labels

記事
美容・ファッション
本日の画像は1950年代にアメリカ海兵隊に支給されていたカーキシャツにつくスタンプ刻印のミルスペックです。

本体の生地に直接印刷されたシャツに多く見られる表示方法ですね。

通常前身頃の表側につきますが、これは背面裏側につくタイプ。比較的珍しくこの年代以外ではほとんど見かけません。

衣服自体はコットンツイル製で、シャツとしては厚手の丈夫なつくりとなっています。当時戦闘服とは異なり正装に近い意味合いで使われていたため状態の良いもの多く、現在でも手に入りやすいアメリカ軍ビンテージの一つではないでしょうか。

同年代でも各軍や製造地域によっても数種類バリエーションがあり、コットンツイル製とオリーブ色のウール製を最も多く見かけますね。
海軍のCPOも同じ用途のシャツですが、厚手で濃紺という色もあり昔から人気が高く一時高騰した時期もありました。

中にはコットンポプリンで仕立てられたカーキシャツも若干ですが存在し、非常に魅力的な生地感をしているもので、個人的に最も好きなバリエーションです。

80年代頃からはポリエステルコットンの安価な生地に徐々に変更され、安物のドレスシャツのような印象に代わってしまいました。
衣服としては残念ですが合理的な改良ですので仕方がないことですね。


デザインはただのワイシャツですが、様々な魅力的要素が詰まった衣服です。普段のワイシャツに代わって着てみるのも悪くない。そんなビンテージですね。

ビンテージタグなどを参考にスタンプ刻印のネームタグを制作しております。
雰囲気あるネームタグをお探しの際はぜひご利用ください。





サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す