11月15日今日の一枚

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ソード3(逆).jpg

今日はソードの3の逆位置でした。
このソードの3は調べれば調べるほど厄介なカードです。
まず、人が描かれていないので、予想外のところからもたらされる出来事であったり、思いもかけないショックがやってくる可能性があります。
また、ソードの剣は言葉を表していますから、だれかの言葉に気づ傷つけられてしまうという意味もあります。
ソードの3て、傷心を表すカードなんです。

まん中に描かれたハートは情熱の赤。自発的に動こうとするエネルギーを、ソードの剣によって制限されている状態とも言えます。
心が痛くてたまらないのに、がんじがらめで身動きできない状態。
そんなの辛すぎますよね。
でも、今日は逆位置よね。いつものように、逆位置だから逆に考えればいいのよね。というと、そうでもないのがこのカードです。

ただ、まったく悪いことばかりではなくて、ソードの3の逆位置には、「心の回復」「ゆっくりとした回復」といった意味もあります。
また、背景に塗られた色が灰色であることから、物事の途中であるということもいえます。
ソードの3は、たとえ心が痛むようなことがあっても、しっかりと受け止めどうしていくかが鍵になるんです。

厄年ですよ、今年は運気が最悪ですよといわれても、1年間ずっと悪いことばかりが続くわけではありません。
必ずいいこともあるはずです。
でも、悪いことが起こるぞと思うと、起きた悪いことばかりに目が向いて、いつもだったら喜べる幸運すら、軽んじてしまいます。喜ぶことが難しくなります。
同じように、やることなすことが裏目に出る日もあります。どんなに平静を心がけても、1日どんよりとした気持ちで過ごすこともあります。
そんな日にちょっといいを探しても、嬉しい気持ちなんてなかなか感じられないですよね。
だから今日のちょっといいは、心躍るための喜びを探すのではなく、自分に安心感を与えられるものを探してみるといいかもしれません。
なにをやっても「どうせだめだ」と、自分が自分の心を傷つける剣にならないようにする。これも大切なことだと思います。

ということで、今日はまず「深呼吸」を意識してみませんか。
なぜ深呼吸?
そう思われた方もいるかもしれません。でも、深呼吸ってとっても大切です。自分で深呼吸しているつもりでも、実は全然できていないこともあります。
特に「息を吐く」これが難しいんです。
過呼吸って聞いたことがありますか?
過呼吸って、苦しくて苦しくて、苦しいから息を吸おうとしすぎて、酸素ばかり取り入れてしまって余計に苦しくなっている状態です。
ポジティブ、ポジティブとポジティブを意識して苦しくなるのも同じだと思います。
そんな時は、無理して取り入れないこと、ポジティブなんていらなーいと、吐き出すことも必要です。

実際、息を吐くってとてもすごいんですよ。
運動をしている時に意識して息を吐きだすと、運動後の疲れが全く違います。
これは経験談ですが、いつも長時間自転車を乗ると、へとへとになって翌日筋肉痛になっていました。でも、あえて息を強くふーっと吐き出して走り続けたら、疲れも感じなかったし、翌日筋肉痛が起きなかったんです。
疑いを持たれた方は実際にやってみてください。本当に疲れの残り方が全く違うことに気づけると思います。

きちんと深呼吸ができる。それだけで、不安が軽減されることもあります。
もし今日、自分が傷ついているな、疲れているな、焦っているな、窮屈に感じているな、ストレスを感じているなと感じたら、積極的に深呼吸をして、しっかりと息を吐きだしてください。
深呼吸をすることで、落ち着けることを実感してください。
深呼吸をしたからといって、取り巻く環境は変わりません。ですが、落ち着いた状態で見てみると、案外大丈夫だと思えることもあります。

心に刺さった大きな剣は抜くのが大変ですが、指先に刺さった小さな棘なら、ちゃんと自分の力で抜くことができると思います。
今日は、目の前に現れた小さな痛みは、どんどん抜いて捨ててしまってください。
息を吐くということは、筋肉の緊張も緩めることでもあります。力の入った状態は痛みを強く感じますが、力を抜いた状態では痛みの感じ方は軽減されますから。
深呼吸をする(特に息を吐く)。棘を抜く。
今日はこのふたつを意識することで、ちょっといいとまではいかなくても、心穏やかに過ごせると思います。
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