冊子・紙製品・グッズ化の際の注意事項

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コラム


納品形式について

通常、基本料金ではPNG形式(RGB)での提供となりますが、
冊子・紙製品・グッズ化などの印刷物を作る場合には、
追加オプションの 「PSD形式(CMYK)」の追加おすすめしています。


カラーモードについての基本情報

カラーモードには、RGBとCMYKの2種類があり
用途に応じて、適切なカラーモードを選択して
データを制作することが重要になります。

RGBはデジタルディスプレイ向けのカラーモードで、
鮮やかな色を表現できますが、印刷物には適していません。

一方、CMYKは印刷向けのカラーモードで、
印刷物の色を正確に表現するために使用されます。

また、PNG形式に対応しているのはRGBだけで、
CMYKは対応していません。
PSD形式はRGBとCMYKどちらにも対応しています。


各種メリットデメリットについて


【PNG形式(カラーモードRGB)の場合】

デメリット:
PNG形式(カラーモードRGB)での印刷入稿も可能ですが
その際、色調整は印刷会社や印刷機の裁量に任され、
大幅な色ブレや意図しない色味になる可能性が高く、
印刷物のクオリティ低下が予想されます。
(特に彩度の高い色味やパステルカラーはくすんだり
色ぶれしやすいと言われています。)

※印刷会社やグッズ制作会社によっては
PNG形式での入稿不可な場合もございますので、
必ずご自身で入稿可能な形式をご確認ください。


メリット:
なるべくご予算を抑えたい場合
グッズのクオリティはあまり重要視していないという場合には
基本料金内で提供可能なPNG形式(カラーモードRGB)でも
よろしいかと思います。





【PSD形式(カラーモードCMYK)の場合】

・デメリット:
追加料金がかかりますので、予算含めてご検討いただければと思います。
・メリット:
印刷会社や印刷機の裁量に任せず、初めから作り手(当方)が
印刷に適したCMYKで作ることができるため、自然な仕上がりで
クオリティの高い印刷物に仕上げることが可能になります。
※画面で見た時の発色を完全再現するのは難しいこと
あらかじめご了承ください。



【PNG入稿の際のワンポイントアドバイス】


オプション追加するほど予算はなくPNG入稿を予定しているけど
少しでもクオリティを上げたい…!という場合には、
入稿予定のグッズ会社や印刷会社によっては
”RGB印刷技術”や”オペレーターチェック”といって
前述した色調整面での再現性やサポートが手厚いところもあるので
そういった会社さんを活用してみるのも良いかと思います。

ただ、どこまで再現性が保証されるかは当方も分かりかねますので
初めは最小ロットで注文して仕上がり確認してから
追加発注をかけることをおすすめいたします。

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