今日も生きています 3度目の正直

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死にかけては死ななかった体験の実話3度目です

1度目は交通事故
2度目は旅行先のうっかりレジャーで死にかけ

今回話したいのは
3度目の死にかけの話
2人目を出産した時の話です



一度出産を経験しているからといって、”慣れ”ること無いのが出産
ただでさえ不安なのに
鼻からスイカだの、男なら痛みで失神するくらいの痛みだの
ネガティブなワードの数々!
そんな未知の世界を体験するのは女の特権とポジティブに言い換えたとしても
それは狭い世界の連続

しかし、
人には人の乳酸菌、ではないですが、出産には出産ごとに武勇伝があるもの!
私にもそれなりの武勇伝がございました。
とにかく人生2度目の出産を私は終えた時のことでございました
陣痛のドラマも人それぞれおありでしょうが、力一杯力んで、めでたく出産したところで、ゆっくり出来ないのが経産婦。
よほどのことがないと、すぐに自分の脚で歩いて動け、と言われます。
その方が回復が早くなるとかいろんな医学的な理由があるんですが、私の時もそのように、出産してすぐに歩けと言われた訳ですが、
その時の私は、全く、立てなかったんです。
出産直後とはいえ下半身に力が入らない、起き上がろうとしても全く、脚が動かなかったんです。
そしたら、そしたらですよ?
病院のスタッフ(看護師)が言い放ったんですよ!
「経産婦のくせに甘えちゃって!」
ムカっ!と来ました。そんなわけ無いだろー!と暴れたい気分。でも、赤ちゃんを産んだ直後。子どもも人質みたいな所もあるわけです。
「おかしいんですけど、ほんとに立てないんです」と弱々しくいうのが精一杯。すると看護師さんは、すっごいため息ついて
「仕方ないですねっ」と言い、文句言われつつもベットで病室まで運ばれた訳です。私が産んだ直後甘えてるように見えたんでしょうね?
その時のドクターもひどかった!
「今日は私はインスタントラーメンしか食べてないんですよ、出産が3件もあって、、、、」
だから?私に言われたって知らんがな!
出産が立て込んでいたのは仕方がないとしても、
そんなこと言われたって立てないものは立てない。
悔しい思いで、出産の痛みも喜びも霞んだほど!

申し上げておきますが、こういう出産直後とか、
弱ってるときに、人に言われた言葉ってのは忘れないですね!
(いや、普段は封印してるけど、度あるごとに思い出す)

で、悔しい思いをしつつ、病室に入って一人になって、
うじうじしていましたら、トイレに行きたくなったんです。
(旦那は仕事でしたから一人ぼっち)しょうが無い、人間だもの。
その時は病室が空いて無くて個室に通されてたんです。今から思えば個室じゃなきゃまだ、良かったかもしれない、、、。
とにかくひとりぼっち。
トイレに行きたくてもあいかわらず、立てない、力が入らないんです。
だけどナースコールは意地でも使えない、甘えただの、あんなこと言われたんじゃあ、ナースコール押せる訳がない。
でも漏らす訳にもいかない!悩んだあげく、
頑張ってトイレに立つことにしたのですが、
ええ、もちろん無理でした。
崩れ落ち、這ってトイレまで言ったのは覚えてます。
しかしトイレをすることは出来ませんでした。
そもそも、出産後なので、ただでさえ、
下半身麻痺してたんです、
その上、力が全く入らないという事態なのです。
どれぐらい、経ったのか、
トイレで這いつくばって倒れてる私を
見回りの看護師さんが見つけてくれたのはいつ頃だったでしょうか。
トイレに倒れてる私を見つけた看護師さんは慌てて、
緊急コール即、緊急手術になったのでした。

結局、出産の時に
静脈が破裂し、どんどん身体の中に血液が流れ続けて
下半身がパンパンになっていたのです。
貧血どころの騒ぎじゃありません。
出産した後で、下半身が麻痺していて、トイレに行きたいというのも、血液が
たまってパンパンだったのでそう思っただけで本当にトイレがたまってた訳ではなかったんです。どうせなら、傷が出来て、外に出血してたら分かりやすかったんでしょうが、身体の中にたまる一方だったんですよね、、、、、
そりゃ見た目では分からなかったでしょうね、、、、。
夜中の緊急手術になって、輸血もされて、今、生きています。
見回りの看護師さんが気付いてくださらなかったら、
発見が遅かったら
どうなってたかわかりません。
出産の時に立ち会われた、
例のンスタントラーメンしか食べてない先生が
結局又手術で呼び出されてたらしいので、
本当にお疲れ様でございます、、、。
私もこうして母親になれたわけですので、結果オーライですが、
一歩間違ったら、確実に出血多量で死んでおりました。
産んだ赤ちゃんとも再会できなかったでしょう
暴言を吐かれたことはともかく、
インスタントラーメンしか食べてないと嘆かれていた先生、
日をあらためてフランス料理でも、懐石料理でも食べてくださいまし。
いろいろございましたが、先生の緊急手術のおかげで生きております。
オペ.jpg
今、思えば私がもっと弱々しく見えたら
最初から病院のスタッフに優しくしてもらえたかもしれませんね

そこで私が思うのは
ぎりぎりのところで死なないのは意味がそれなりにあるんだろうと
勝手に思うわけでございます
例えば、私は若いときから献血に行きまくっていたのですが
貧乏で、献血の時にもらうパンやクオカード、ジュース飲み放題の
特典目当てで行ってたことは、確かにあるのですが(正直)
その時の献血ノートは何冊もあります。
おかげさまで、自分が輸血してもらうとなったとき、
罪悪感はそんなになかったです
(されないことに超したことはないですけど
輸血されるリスクもありますし)
代わりに一回でも輸血されたら、二度と献血は出来ません
(それが今となっては、残念だけども、、、)
だからそういう意味でも
今まで、できるだけ献血してきて良かったと思えるのです

そんなこともありながら
なにかしら、助けられて現在に至ることに結局は感謝し、
意味を探している途中でございます。
皆様も色々人生でおありでしょうね
平凡な私にも色々あったわけですから。
こんな風にブログで言えないような内容も
皆様抱えていらっしゃるかもしれませんね。

これで、私の3回死にかけた話は終わりです!
今後生きていたら、まだ更新されるのかしら、、、
それも又生きてる証ですね
長々お付き合いいただきありがとうございました。
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