自分に合った「街選び」…これからは、好きなところで暮らす時代。

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法律・税務・士業全般
先日、土地を探して欲しいという依頼をいただいたのですが、それが困ったことに「どこでもいい」…って言うんです。
いや、どこでもいいと言われても…とヒアリングしても、ほんとにこだわりがない。
土地買って家建てる必要あるの?…って思いましたww
それではどうやって自分に合ったエリア=街を選べばいいんでしょうか?
大事なことは、まず土地を探すんじゃなくて、自分自身の生活で何を大切にしたいか整理して順番をつけることです。
今までは、なんだかんだ言って「勤務先へのアクセス」が何よりも優先な時代だった気がします。
これからの街選びは、何が基準になるのでしょうか?

人それぞれ、いろんな価値観で選ぶ「街」

テレワークが進んで、これからの街選びに正解も間違いもありません。
人それぞれ、自分のライフスタイルに合った街選びが、これからはできるようになります。
例えば…
■テレワークがほとんどで通勤はほとんどしない人
コロナ禍をきっかけに、今でもほとんど会社に行かないで仕事してる人もいます。
そんな人は選択エリアがとても広がります。
例えば、都市部に会社があるけど、自然豊かな田舎に暮らして、そこで仕事をする…なんてこともできます。
■いままで通り勤務先へのアクセス重視な人
もちろん今まで通り、会社へ出勤する、通勤スタイルは変わらない…という人もいるでしょう。
そういう人は、自動車通勤であれば幹線道路までのアクセスや、電車通勤であれば駅までのアクセスを重視した街選びがベストです。
ただ、これからはたまにテレワークすることも考えられます。
コワーキング施設や飲食店等、会社を離れたその街で、1日の生活を完結できるくらい商業店舗、サービスが充実してるかどうか?
そんなところもポイントです。
■趣味など自分の好きなことを優先したい人
例えば、趣味など好きなことをしながら生活したい人。
そんな人は「勤務先へのアクセス」より、自分の好きなことができるところを選ぶのもありです。
釣りが好きで、海の近くに家を建てて、休みの日は歩いて釣りに行って、海を見ながら庭で家族とバーベキュー。
海岸線を散歩したり、リビングの大きな出入りの窓から、海を眺めながら音楽を聴いたり…素敵ですね。
■芸術や文化に触れていたい人
一度、プライベートなどで訪れたことがある印象的だった街を選ぶのもいいですね。
たとえば伝統的な建築物が立ち並ぶ、歴史ある街並みの近くに住むとか…
美術館などが公園と一体になって、キレイに整備されてる近くに住むとか…
美術館や図書館、音楽ホールなんかがあって、散歩したり企画展を見に行ったり、芸術や文化と一緒に暮らしていく。
こんな生活も、魅力的ですよね。

拠点はひとつじゃなくて複数構えるのもあり

etc…これらはあくまで一例で、街選びの基準は人それぞれです。

いままでは、たとえば郊外で生活するとしたら、勤務先まで通えるか?そこの地元で仕事を探すか?…
その選択肢しか、無かったような気がします。
でも、テレワークが進んで、スマホとパソコンを持って自分の好きな所に住むことができるようになってきたんです。
発想次第では、別に拠点はひとつじゃなくて複数構えるのもありなんです。
全国各地に自分の拠点を構えながら、地元の人との出会い=新しい人間関係をつくる。
それができれば、ビジネスチャンスも広がるでしょう。
いくつかの拠点=街の特徴から、新しいビジネスをはじめることもあるかもしれません。
そう考えると、自分の生活拠点を構える場所、家選び家づくりの考え方は、自分次第で本当に自由な時代になってきてるんですね。
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