中学受験の明日のために その76 得意科目を伸ばし、苦手科目は足を引っ張らない程度に

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 得意科目はどんどん伸ばさないともったいないです。苦手科目は足を引っ張らない程度にしておかないと損することになります。

得意科目は、勉強がそこまで苦ではないはずなのでスムーズに進むことが多いです。一方苦手科目は、なかなか勉強する気になれません。しかし受験は総合点の勝負なので、苦手科目がない方が強いのは間違いないです。大学受験になると、苦手科目を受けずに得意科目だけで勝負できる学校が割とあるのですが、中学受験は少ないです。

苦手科目を得意科目にすることはなかなか難しいので、せめて足を引っ張らない程度にしましょう。そこは正しく努力すれば何とかなる場合が多いです。その学校を受ける生徒の平均レベルですね。合格者の平均までいかなくても大丈夫です。そして得意教科で合格者の平均くらい取れると合格できます。

得意教科と苦手教科の数について言うと、4教科なら2科目得意で2科目受験者平均なら合格できます。1科目得意で3科目受験者平均は厳しいですね。3教科なら、2科目得意で1科目受験者平均なら合格できます。1科目得意で2科目受験者平均なら厳しいですね。

苦手科目の勉強は独学でやらない方がいいです。プロを頼りましょう。勉強のやり方を全部真似してみて下さい。苦手科目に関しては凡人なのですから、凡人は優秀な人から教わった方が成長が速いです。得意科目ですら、もっと優秀な人から教わった方が成長は速いのです。

できれば、自分が将来行きたい学校以上の偏差値の人から教わる方が良いでしょう。先生は教え方が上手であれば良く、学歴は関係ないと言う方がいますが、私が見てきた優秀な講師は皆学歴がありました。20歳前後でどこの大学に入学したのかは重要です。その年で結果を出すためには、10年くらい真面目に勉強しなければいけません。どこの中学に行ったかよりどこの大学に行ったかの方が重要です。

中学入試は3年くらい勉強すれば何とかなりますが、大学入試はそうはいきません。中学入試で失敗しても、大学入試で良い結果を出している人は良い習慣があります。逆に、中学入試でうまくいっても、大学入試で結果が出ていなければ忍耐力や継続力が欠けている場合があります。人は、普段一緒にいる人と習慣が似てきます。良い習慣を身につけるためにも、結果を出している人と一緒にいましょう。

今日はここまで。読者に幸運が訪れますように。

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