大切な肩書「CEO・社長・代表取締役」の違いについて

記事
ビジネス・マーケティング
肩書を手に入れるのは大変なことです。
また、その肩書を有効につかわなくてはいけません。




シリーズ「至高のビジネス戦略法」

第 6 回は 「CEO・社長・代表取締役」の違いについて




経営コンサルを行っているなか
クライアントの自己紹介で肩書に間違えがあるのを見つけてしまいます。




肩書はさまざまな種類があります。




その中で会社経営トップに対してよく使われるのが
「CEO」「社長」「代表取締役」の3つです。



これらは色んな所で見ますが
それぞれの違いについて細かく理解し指摘できる人は、意外と少ないと思います。



では「CEO」「社長」「代表取締役」
の肩書はどのような点で区別されるのか。

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最初に「CEO」ですが

■CEO
「chief executive officer」の略称です。
アメリカ発祥の言葉で、日本語ですと「最高経営責任者」の意味になります。


・「CEO」を肩書するときの注意点
「CEO」と「社長」は同じように捉えられることもありますが厳密に言えば違います。

「CEO」とは、本来アメリカの法律で決められた法人内の肩書を指す言葉で
定義や役割がはっきり規定されています。


対する「社長」は日本独特の呼称であり
後述するように定義や役割はそれほど明確ではありません。




■社長とは
「社長」とは、「会社の業務執行の最高責任者」を意味する言葉です。

株式会社においては、取締役の一員で、さらに法律上の代表権を持つ代表取締役であることが多くなっています。

「社長」と「CEO」は、どちらも「業務執行の最高責任者」という点で同じ事と思われたかもしれませんが、定義は違います。

「CEO」は、もともとアメリカの法律で定められた役職名です。

「社長」は日本で使われる呼称で、しかも法律による定義はありません。

したがって、職責や役割は会社ごとに異なり「総裁」や「頭取」など
別のものになる場合もあります。



ですから日本における「CEO」の呼称には、「社長」と同様に法的な裏付けはありません。
つまり会社内部のみの肩書にあたります。





■代表取締役とは
代表取締役は、会社法で規定された役職である点で、「社長」とは違います。

いつも両方を兼ねるとは限らず、別々に置かれるケースも少なくありません。


「株式会社を対外的に代表し、業務の執行にあたる取締役」を意味する言葉です。

取締役は、業務の執行についての意思決定を行う
取締役会の構成員ですが、「代表取締役」はこの中から選出されます。

一方、取締役会を設置しない会社の場合は各取締役が会社を代表することとなります。


会社の代表として単独で
対外的に契約を結んだり裁判にのぞむなどの権限があります。

常に1名だけというイメージがありますが、実際は人数の規定はなく、複数人になる場合もあります。



是非、参考にしてお名刺を受け取りましたら思い出してくださいね。





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