“返報性の原理” を効果的に利用した Twitter の運用方法

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ビジネス・マーケティング
返報性の原理とは「人に何かしてもらった場合にお返しをしたくなる」という心理のこと。
今やSNSではこの原理は当たり前のように使われており、マーケティングの観点からプロモーション広告よりも効果があるという声も聞くことがあるほど強力な原理です。

ここではTwitter運用の成功モデルから、返報性の原理を効果的に利用する手法を紹介します。

2つの成功モデル

1. Twitterユーザーの利益となるコンテンツを投稿する
2. Twitterユーザーの投稿を拡散する(相手のコンテンツの露出を手伝う)

SNSにおける成功とは、フォロワー数を増やすこと。成功モデル1については地震速報や渋滞速報などの速報系を思い浮かべてもらえば、それ以上の説明は不要だと思います。
さて成功モデル2こそが「返報性の原理」を利用したものです。
例えば、あなたの投稿に誰かが「いいね」をしてくれたら「どんな人だろう?」と気になったことはありませんか?
そのユーザーの心理を理解すれば、成功モデル2の効果の大きさは言うまでもありません。

成長過程のアカウントは積極的に使うべき

またよほど魅力的なアカウントでなければ、あなたがアクションを起こさずしてフォロワー数が増えることはありません。
アカウント開設から間もなく、利益となるコンテンツをたくさん投稿したとしても、あなたのアカウントが認知されるチャンスは少ないでしょう。
反対にアカウント開設後に多くのユーザーの聞き役・拡散役に回ることで、あなたへの認知を広めるチャンスを多くすることができます。

Twitter運用の道程

運用1ヶ月目:
・フォロワー獲得を最優先し、ターゲット層となるユーザーを「22人/1日」を目安にフォローしていく
・ツイート:他ユーザーへのアクション=3:7
運用3ヶ月目:
・ターゲット層となるユーザーを「25人/1日」を目安にフォローしていく
・ツイート:他ユーザーへのアクション=4:6
この流れで徐々に発信役のアカウントへと成長させます。

ターゲット層を絞る

ではターゲット層を決めるにはどんな手法があるでしょうか。
1. あなたのコンテンツに近いコンテンツをシェアしているユーザーを検索
2. おすすめユーザーを確認
3. あなたのコンテンツに興味を持ったユーザーを確認

2と3は、ある程度の期間を運用したあとに活用できる手法です。
1のユーザーの検索は、Twitter内の検索で事足ります。
Twitter内の検索結果に出てくるツイートに対しアクションしていくことで、ターゲット層となるユーザーへ効率的にアプローチできます。

大事なのは “ユーザーにベネフィットを与え続ける” こと

ここで書いたやり方がすべてではありません。
ひとつの運用手法として取り入れても損はしないと思います。
この投稿があなたのTwitter運用のお役に立てれば幸いです。

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