マズローの5段階欲求のように、エバリンボ3段階というのと考えてみた

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 こんにちは。コーチングの仕事をするうえで、私のことを「えらそうに」と揶揄される方がいるかもしれない。「あれやこれやと言いくさりやがって。お前何様のつもりじゃい。」と私に思う。勘違いしてもらっては困る。私は偉くない。私は、超偉いのだ。私はエバリンボウなのだ。そこで今回は、私のエバリンボウ論を語っていきたい。 

 エバリンボウにも3段階ある。スタンフォード監獄実験で有名な通り、環境に当てはめられて、どんどんエスカレートして、人間が変わっていく(悪い方に)という。アルバイトから入って、仕事が楽しくて、そのまま正社員として就職、役職を与えられる。管理の役職についたら、だんだんと、他人に厳しくなっていく。”叱る”と本人は言っているが、「いや、おまえ、切れてるだろ。怒りぶつけてるだけじゃん。ついていけね〜。」こんなことを思われる上司に育つ。彼の昔を知る掃除のおばちゃんは、「素直で優しい人だったんだよ、昔は」という。
 役職を得て、すぐにおっかない人にはならない。最初は、部下の面倒見の良い上司。「彼が部長でよかったね」と上々の評判。この状態では怒るのではなく、ちゃんと叱る。という方法で部下と接している。これが、エバリンボウ第1段階の”演じてる期”である。
 環境が変われば人が変わる。外部的要素・内部的要素がここに加わる。一つが、出世欲求。自ら、自分の欲のために業績を上げる。部下の成長というよりは、自分の欲のために人をこき使う。外部的要素として、社長のプレッシャーがある。会議で「お前の部署(支店)は全然上がってないじゃないか。やる気あんのか!」と詰められる。無意識にもそのストレスの吐口として部下をこき使って、業績をあげようと頑張る。いずれの要素もエバリンボウ第2段階の”定着期”である。エバリンボウ第1段階の”演じている期”は、本を読んだり、誰かに相談したり、迷い、ぶつかり、答えを探しながらすすんでいくが、この定着期ではエバリ方にオリジナリティーが生まれていく。ラピスラズリの鉱脈と同じで、どのような色に輝いていくか、ワクワクする時でもある。
エバリンボウ3段階は、”悟り期”である。例えば、孫正義、松下幸之助。エバリンボウを超越している。

 こんな具合なのだが、今回、私が伝えたいのは、悟り期を迎えた彼らにも、エバリンボウ第2段階があったよ。ということである。多くの人は、何億も稼いで、頂上にたった後の彼らしかみてないと思う。頂上に立った人の著書がバイブルになっている人もいるだろう。が、それは、悟り期に書いた著書である。悟った人間の名言集である。天上人みたいになりたい。と意欲的なのは結構なのだが、教科書が違う。彼らも若い時は酷かったと思うよ。部下にガンガン言って、無理な要求を下請けにゴリゴリし、汚い仕事もしていたし、いろんな人に嫌われてたと思う。それが悪いって話でなくて、そういった経緯をもって、上がって行った。綺麗事だけでトップに立ったわけではないし、裏を返すと、綺麗事だけでは上に上がれないということ。だよね。綺麗事だけでは上がれないことを「そんなことわかってる」という人もいるかと思うが、本当にわかってるのかな〜。”綺麗事だけ”の”だけ”が邪魔で、割合で伝えると綺麗事8に醜悪的2くらいになっている。がそうではなくて、きっと綺麗事2に醜悪的8で本当の理解となる。であれば、上に上がりたい、億り人になりたい。という向上心ガンガン人が、偉人が悟った時に書かれている著書を読んでもマッチしない。もっと、どす黒い、”1年目は土下座してでも黒字をだせ”そういったような本の方があっているのでは。という考えはいかがだろうか。ということで、超人になりたい。と思うなら、一般的に言われている綺麗なことを積み重ねるのではなく、一般的に言われている嫌われること(自分の出世のために下のものをこき使うことなど)が必要だと思う。

何かを得るためには何かを失う。という等価交換。偉人になるために、何を踏み台にするのか。

まとめると、私は、あなたの成長をコーチングするために、優しさを捨てました。あなたは私のコーチングを受けるために何を捨てますか?
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