【無料版】電話相談は儲かるの?(駆け上がれ★ココナラ道 シリーズ)

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ビジネス・マーケティング
"甘いヴォイスのレベチ絵プリンス"こと王子ケイが、脱・ココナラ初級者を目指して突っ走るこの企画。

題して『駆け上がれ★ココナラ道』。

全力でサービスに向き合うことで手に入れた"生きた"知識や"使える""、そして"売上直結"マインドセットをまとめ【ココナラ初・中級者が知るべきノウハウ集】として紹介していきます。

記事は【無料版】と【有料版】に分け、課金なしでも存分に楽しんでいただけるよう書いています(【無料版】は全編無料で読むことができ、【有料版】は全編のうちの基礎パート(7割)を無料/具体的で発展的な応用パート(3割)を有料としています)。

駆け上がるべき目標は、ココナラ上級者の指標となるプラチナランカー

他では読むことができない完全オリジナルのノウハウを紹介していきますので、どうぞワクワクしながら読んでください。この初・中級者"必携の"ノウハウ集は、ご自身のサービスに確実に売上をもたらすことでしょう。

それでは、駆け上がれ★ココナラ道!

※前回の記事から少し時間をとってしまったばかりに…「続き、まだですか?」というお問い合わせを2件(と、「いつも楽しみにしています」を3件)いただいてしまいました。
読んでくださる方のことを考えれば不定期更新はよくなかったと反省しました。また、愛しのお姫様方をミゾミゾさせてはいけないと思い…この企画(『駆け上がれ★〜』)は定期更新することに決めました。

※暫定では、毎週金曜日にアップする予定で動きます(が、増やせれば週2にも…?)。
土日を通じゆっくりと読んでいただき、有用な部分は週明けからの販売に活かしていただければと思っています。ということで、"華"金は『駆け上がれ★』をお楽しみに!

それでは、今週分をどうぞ。


「ぶっちゃけ、電話相談ってアリなの?ナシなの…?」

出品者であれば一度は考えたことがあるものの、なんとなく答えを出さないままにしているこの疑問。

最初は「お電話だけで稼げるなんて!」と思っていたはずが、少しお客様が付き出した頃から段々と湧いてくる変な感情…「あれ、掛けてる時間の割には、実はあんまり儲かってない?」を処理しきれなくなる頃に、ふと冒頭の疑問が頭をもたげます。

サービスの出品から購入していただくまでさえ大変なのに、本番で頑張ってたくさんお話をしても、「これだけ話して、これだけ…?」となる。であれば、辞めてしまった方がいいのではないのか…?


今日はそんな"ぶっちゃけ"思ってしまった疑問に対し、「電話相談は稼げるのかどうか」という視点から一定の答えを出してみたいと思います。もし今の時点でココナラを辞めようか悩んでいる方がいれば…この記事を読んでから結論を出すのでも遅くはないと思います。


なぜ電話相談を…?

そもそも、あなたはなぜココナラにおいて電話相談を始めようと思ったのでしょうか?

私にもできる」と思ったからでしょうか?
それとも、CMを見て楽しそうと感じたから?
もしくは、おうち時間をもっと有効に使いたいと思ったから…?

どれも当たっていると思います。ただ、全てに共通しているのは”収入を得るため”という点。趣味やボランティアではなく、ひとつのお仕事としてあなたも参入したのではないでしょうか。


そうであれば、やはり先の疑問(「アリかナシか」)をしっかり考えてみることは大切です。もしお仕事として割に合わないのであれば、他の仕事をすることを検討すべきだからです。

ここで「せっかく始めてしまったのだから…」という惰性はいけません。他で働けばもっと稼ぐことができるなら、それは機会の損失だからです。でももし積極的にココナラで仕事をする意義が見いだせるのであればー。

どのように継続してお仕事を見つけ、どういう戦略で歩んでいくべきかの指針を立てていくことができると思います。


他の仕事ってどうなんだっけ?

コンビニアルバイトを例に出します。一般的なコンビニの時給を900円とすると、分給(1分)では15円となります。
ココナラの電話相談は1分41円(100円/分で受け取れる報酬額)からなので、最低額の商品であっても、もし売れればコンビニ時給の3倍弱を稼いでいることになります。

それでは、大手メーカーの課長職ではどうでしょうか。大雑把ではありますが、年間2,400時間(月200時間)を働き、額面800万円を受け取ると仮定すると…時給は3,300円程度です。

これは1分では55円となり、ココナラの1分41円(100円/分)を抜いています(1分55円を達成するには、140円/分=1分59円まで値段を上げる必要があります)。


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では、一般的に年収が高いと言われる弁護士はどうでしょうか。彼らは時給で10,000円以上を稼ぐと言われています。1分にすると170円
なんと、ココナラ電話相談の最高額(400円/分)にしても届かない額になってしまいました。(1分165円の報酬=2021年現在)

そう、ココナラの電話相談サービスは時給換算で見ると一般的なアルバイトより高く、専門職より安い、という範囲の中に収まるのです。

これが1つ目の基準です。


隠れた労働(シャドーワーク)もある

別の観点で考えてみます。仕事を「収入に直結する仕事」と「直結はしないが必要な周辺的仕事」に分けて考えます。
後者は一般的には隠れた労働(シャドーワーク)と呼ばれたりもしますが、先ほどの例ではどうでしょうか。

例えば、コンビニのアルバイトさんが休憩をしている時間や、「ちょっと一服」とコーヒーを飲んでいる時間。ここには時給は発生しているでしょうか。

答えは、もちろん発生している。そう、アルバイトの拘束時間内であれば彼らがどんな行動をしていようと収入は発生しています。食事をしていてもトイレに入っていても、です。
つまり労働時間内はすべて「収入に直結する仕事」をしています。


ところが、ココナラはどうでしょうか。
先ほど「最低額の100円/分でもコンビニ時給より高い」と書きましたが、それは実働時間(「収入に直結する仕事」)だけを見た場合の話です。

ネット上の多くのサービスではそれなりの分量のシャドーワークが発生していますが、ココナラでは特にそれが多いのが現状です。

プロフィール作成に始まり、商品説明サムネイル画像の選定、お客様への見積り回答質問への返信、そして宣伝としてのブログ営業メール、さらには評価のコメントまで…。
この中で「一度済めばもう二度としない」ものは意外に多くなく(アイコンぐらい?)、日々細かなシャドーワークが必ず発生しています。


トータルで見た時給は…

これら「直結はしないが必要な周辺的仕事」については当然収入は発生しておらず、正確に考えれば「収入に直結する仕事」の時給換算をも圧迫している、というのは厳然たる事実です。

もし1分 41円(100円/分)で60分お話することができ、時給2,460円を達成したとします。

ところが、お電話の前に発生していた問い合わせメールへの返信、お客様プロフィールの確認やお客様との過去やり取りの見直し、そして電話後の評価やアフターメールまでを含めると…おそらく時給はコンビニ時給と同じ程度になってしまいます。


しかもこれは”理想状況”でのお話。お客様がひっきりなしということは現実には無いため、結局一般的な時給を下回ってしまうことさえ考えられるのです。

これが2つ目の基準になります。



やっぱり、稼げないの…?

まとめです。上記2つの基準から考えられることを見てみましょう。

基準1より:
ココナラの電話相談は一般社会と同じ水準の報酬体系で動いており、努力や才能に応じて上位まで上がっていくことができる。

基準2より:
ただし、シャドーワークの時間を極力減らし、できるだけ少ない労働時間でサービスを販売しないと疲労だけが溜まる(そして、辞めたくなってしまう)

という結論になります。


これが「電話相談ってアリ?ナシ?」という疑問に対する、一定の答えです。

つまり、一般的な労働と同じ基準で稼ぐことは可能で、かつ段階的に上位まで上がっていくことができる。しかし知恵や工夫は必要で、努力や才能を頼りに働き方を見直すことで大きく稼ぐことができる。


こうした視点を常に意識しておくことはご自身のためだけでなく、サービスを買ってくださるお客様にもいい影響を及ぼします。
そうした「価格設定にまつわる顧客との良好な関係」についても、いずれ記事でお伝えできればと思います。


それでは、今回はここまで。


編集後記

第4回目となった王子ケイの【駆け上がれ☆ココナラ道】。
今回は「電話相談は儲かるの?」というタイトルで、時給換算で見た報酬体系の一般的な労働との比較や、販売における実働時間に含まれるものという視点でお話をしました。

いかがでしたでしょうか。

もしご感想があればぜひ僕のメッセージあてに、どうぞお気軽にご連絡ください。
ココナラで出世するための作戦会議や、「こんな風にしたら実働時間を減らせる」という工夫の話なども聞かせてください。

あなたとやり取りができることを、心から楽しみにしています。


それでは、また。
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