Googleの最新AIモデル「Gemini Ultra」が登場

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Googleは、最新のAIモデル「Gemini Ultra」を発表しました。Geminiシリーズの最高性能モデルであるUltra 1.0は、驚異的な性能を持ち、多くのユーザーにとって魅力的なオプションとなるでしょう。

Geminiシリーズの概要

Geminiシリーズには、Nano、Pro、Ultraの3つのバージョンがありますが、Ultra 1.0は最高性能を備えたモデルです。GoogleはGemini Advancedという有料プランも提供しており、さまざまな言語と地域で利用できるようになっています。

Gemini Advancedの概要

Gemini Advancedは以前のBardから名称が変更され、40以上の言語と230以上の国と地域で利用できます。Google One AIプレミアムプランを通じて利用が開始され、人間の専門家をも凌ぐ性能を誇るMMLUテストで高い評価を得ています。また、Workspace、Googleマップ、フライト、ホテル、YouTubeの情報を取得することもできます。
日本のGoogleアカウントでも利用可能ですが、日本語サポートはまだ限定的です。しかし、2024年内には日本語対応の各種AI生成機能が追加される予定です。

料金について

Gemini Advancedが利用できる「AI プレミアムプラン」の価格は、月額2,900円($19.99)からで2TBのストレージなどGoogle Oneサービス内容も含み最初の2ヶ月は無料で登録でき、気軽に試すことができます。

Gemini Ultra 1.0の使い方

Gemini Ultra 1.0を利用するためには、Googleアカウントの言語を英語にして、ログインした後に画面右上の「Upgrade」を選択します。次に「トライアルを開始」ボタンをクリックして、決済方法を設定します。最後に「Gemini Advancedに移動」を選択することでセットアップが完了します。
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Gemini Ultra 1.0の性能

Gemini Ultra 1.0は、学術ベンチマークの30中32の成績を叩き出し、最新の成果を収めています。また、MMIUベンチマークでは驚異的な59.4%という高得点を獲得しました。
さらに、マルチモーダル理解を測る新しいMMMUベンチマークでは過去最高の59.4%のスコアを達成し、OCRシステムなしで画像認識などの分野でも先行モデルを上回っています。


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