♪筆者の愛器の独り語りシリーズ #6

♪神戸三宮のこの店に、ようやく立ち寄ることができました。

★ 地上最強に旨い　麻婆豆腐定食　ご飯半分に　黄金炭酸水を解禁！

さらに驚くことなかれ！

* 麻婆定食600円 ＋ 生中１杯300円 ＝ 合計900円（込）！

そりゃ電車に揺られ、足繁く通いたくて当然でしょ！？

★ 生田神社の境内　七五三で賑わっていました

コロナ禍以前もしくはそれ以上の人出と感じられた、この日は日曜日。

もちろん用事を済ませたなら、超特急で帰路に着きましたよ。

- - - - - - - - - -

♪本物より凄い？ … 滅相もございませんっ。

「これって時価数百万円じゃないの！？」

いえいえ … 直前の一文を、今一度お確かめください。

私は自動車で言うところの 『ニコイチ』 。

異なる2本のギターのネック（＝竿）とボディ（＝胴体）を組み上げ、再塗装を施しパーツ類を組み込んでもらった、良く言えば世界に一点モノね。

♪私のお父さんは頁生さんと同い年の、玄人筋の間では知る人ぞ知るギター職人なんだって。

今日のギター市場が求める、いわゆる売れ筋商品など眼中に無し。

ひたすら自身が確信する良質・良音を追求する姿勢が半端じゃないので、ハッキリ言って愛想は超謙虚かも？

頑固職人の見本みたいだけど、ギター制作に対する情熱の証でしょうね。

今のご主人さまとは今年（＝2021）に入り、偶然接点が生じたらしいけれど、頁生（さん）も妙なところだけ一切退かない人（苦笑）。

「この銘柄のこの太さの弦を張って弾きたいけど、設定は大丈夫ですか？」

「俺のギターはそれではいい音がしない。こっちが指定する弦で弾け！」

一般的な商談なら、この段階で破談必至も、そこは変わり者（失礼）同士。

これで一気に意気投合したらしく？

年季の入ったルックスの私は、母体はそれなりの年数が経過しているみたいだけど、組み上げられてからはまだ数年の幼子。

そんな私にとって、還暦オヤジ連中は理解不能だわ。

♪世界的ギターブランドのデカール（社名）が貼られているけど、これはお父さんが貼ったものではなくて、その辺りの記憶は曖昧なんだって。

先の赤いラッキーちゃんと同じく、今日こんな商品を堂々と販売したら、やれ◆◆権がどうのこうので、訴訟沙汰必至だわね。

「とても転売できないけど、するつもりもないし。これも一生モノ確定！」

弾き心地も音色もバッチリで、ご主人さまが膝に抱えている時間、他の熟女たちよりもずっと長いかも？

えへへ。

お父さんの自信作だけあって、佇まいも声色も半端ないレベルだって。

そんな高評価を裏切らないよう、これからも一生懸命歌い続けます！

ちなみに外国の男性みたいな私の愛称の由来は、ルパン三世 Part 1（最初の緑色のジャケット時代のテレビ版）だそうよ。

ヒントは "ミクロの指" 。

平成世代には難しいかもね。

語り部 ： イワノフちゃん

#290 / 4861.