こんにちは、ヒロです。
前回のブログで、コミュニケーションを上手くするには、自分が共感するより、相手を共感させる方が大切と書きました。
ウクライナのゼレンスキー大統領が、各国にオンラインで演説されてましたよね?
あの演説からも、共感させる事が大切と実感できます。
逆に考えてみて下さい。
ゼレンスキー氏が各国の事情に共感した所で、各国はウクライナを支援するでしょうか?(各国の諸事情は別として。)
各国が共感したからこそ、これだけロシアへの批判は高まり、日本でも与党野党問わず、ウクライナを支援する動きになったのではないでしょうか?
あの演説で、原発の事を事例に出していたのは、日本人の共感、ついでに言うと、危機感を引き出す為です。
だからこそ、津波の事もだしていたのではないでしょうか?
有識者は、日露戦争や北方領土問題を出すのではとコメントしていましたが、出すはずありません。
憲法9条で、軍事アレルギーみたいなものもある今の日本には、そのキーワードは響かないからです。
原発なら、東日本大震災になぞらえて、老若男女、ほぼ全ての日本人の共感を引き出すことが可能となります。
危機感もです。
戦争では危機意識も無いでしょうが、原発なら、福島の事で恐怖を味わっています。
補足
共感させる方が大切ではありますが、自分が共感する事が不要な訳ではありませんので、誤解されないようにお願い致します。
人間、自分に共感してくれる相手に好意を抱きやすい事は確かです。
自分に共感してくれない、ましてや、否定する相手になんて相談したくないですよね。?
だから、普通に仲悪くなくいるのなら、共感するだけでもまだ大丈夫です。
本当に仲の良い友人や恋人になるのなら、お互いが共感する必要があるという事です。
コミュニケーションの語源は、ラテン語で「共有」です。
なので、自分だけが共感しても、相手だけで共感してもうまく行かないのです。
だって、「共有」ですから笑