御朱印帳とスタンプラリーは違います

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コラム
あちこちの神社にお参りする人は御朱印帳を持参する人が多いですね。
神社の名前やお祀りしている神様の名前がしるされば御朱印をもらうためのノートです。

御朱印は印だけのところや、神主さんが参拝日時や神社名を墨書きを、赤い印に沿えてくれるところもあります。
社務所か御朱印の窓口でお願いしましょう。

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御朱印は神様の名前も記された、お札と同じようなもの。
お参りの証であり、神様との出会いを心に刻むための大切な記録です。

「神社オリジナルのスタンプ集めってスタンプラリーみたいなもんよね」
こんなことを言う人もいますし、カジュアルに神様と仲良くするのも悪くないとは思いますが、本質的には違うものだと私は思います。

スタンプラリーの楽しみは、全てのスタンプを集めること。
子供向けのキャンペーンで「山手線の駅ごとに人気キャラクターのスタンプが用意されている」といったものがありますが、子供たちはコンプリートを目指します。
また、商店街のスタンプも全部集めて景品をもらうことが目的であり楽しみでもあります。
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一方で御朱印の楽しみは全部集めることでなく、一つ一つの神社との出会いにあります。
そもそも日本全国の御朱印を全部揃えるのは、ほぼ不可能でしょう。
人生の中で出会った神様との記録。


そんな思いのこもった御朱印帳を持参する。
それ私のやり方です。
参拝者自身が押せるように御朱印が置いてある神社もありますが、適当なノートや手帳にポンと捺したり、パンフレットに御朱印をいただいたりというのはやめましょう。

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趣向を凝らして美しい御朱印帳を用意している神社もたくさんありますし、
文具店でも入手可能です。
無地の御朱印帳を買って自分で好きなデザインを施して、世界で一つだけの御朱印帳を造っても素敵ですね。



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