Aoyama Flower Market の未来を予言した占い師

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ビジネス・マーケティング
今から25年以上も昔、
まだまだAoyama Flower Marketが
無名で苦しかった頃のことです。

来る日も来る日も資金繰りに明け暮れて、
まったく先が見えない焦りと不安から
銀座の街頭にいた占い師に
仕事運を観てもらったことがあります。

50代でメガネのおじさん占い師は、
何を思ったのか手相も観ないし生年月日も訊かず、

今すごく苦労するのは足腰を鍛える時期だから

「今すごく苦労してるよね。
でもそれは今が足腰を鍛える時期だからじゃないの?
これを我慢してしっかり足腰を鍛えぬけば、
必ず明るい未来が拓けてくるよ。」
「ITだのなんだのと最初からいい思いしてる奴等は
この先ロクな事にならない。」
「そこへいくと、あんたは良かったよ。
今辛ければ辛いだけ苦しめば苦しんだだけ、
これから良くなるんだから‥‥。」


「易者の言うことだからと馬鹿にしないで、
がんばってみなさい。」と言うのです。

その時はなんだかはぐらかされたよう
な気分でしたが、
その後ITバブルの崩壊があり、
まさしく易者の言うとおりになりました。

予言的中

一方Aoyama Flower Marketはと言うと、
おかげ様で急成長し今日に至っています。

もちろんここまでの道のりは
並大抵ではありませんでしたが、
易者の言うとおりに我慢して鍛えた足腰は、
険しい山道をいくつも乗り越えるだけ
強靭になっていたという事かも知れません。

私が占い師から学んだ事は、
現状を嘆くのではなく将来に向けて
今を乗り切る覚悟をすること、
あきらめなければ
きっと先が明るく拓けてくるということです。

ところで、あの占い師をその後何度か探しましたが、
遂に二度と会うことはできませんでした。
もしかしたら、占い師に姿を変えた神様だったのでは?
現代の日本昔話のような思い出でした。
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