発想を変えてみよう~人生は不可解

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 私たちが不満を感じる原因は、「これが正しい」と信じていることと、現実の間に食い違いがあるからです。

それを、現実の方が変わるべきだと頑張り続ければ、不満やストレスがどんどん溜まってきます。



逆の発想をしてみましょう。

☆現実は変わらないし、私一人では変えられない。でも私が変わることならすぐにでもできる。

☆私の方が変わることを、妥協だとか私の負けだと思わないこと。そのように主張しているのもまた私のエゴなのです。

☆真剣に生きることは大切ですが、それと、がむしゃらに一つにこだわることとはイコールではないのです。懸命に生きるだけでなく、賢明に生きる事も考えましょう。



これらを踏まえて、こんな発想はありえないと、今まで信じていたことをチェックしてみましょう。



★大好物を目の前にして、食べたいけれど「これを食べてなくなってしまった後どうしようか」と考えていたのでは、それを思い切り楽しむことは出来ません。

ものごとは過ぎ去っていくもの、嫌なことも、楽しいことも過ぎ去るから生きていけるのです。

楽しいことだけずっとそこにいてと、執着しないことです。



★執着するから、失うことへの恐怖が生じるのです。



★不可能なことを手放しましょう。

たとえば、他人からの賞賛や承認を常に受け取っていたいと思うこと。

その欲求をなくてはならないものだと思い続けることです。



★外界をあなたの思うとおりに変えることはできません。

あなたにできるのは自分を変えることだけ。

あなたの内面があなたの目の前に現れる外界を変化させることはあっても、外界を先に変えてしまおうとするのは順序が違うのです。



★「人生は不公平なもの」だと受け入れてみる。

毎日それを見せられているのではないですか?

それを否定するのは、「不公平であってはならない」というあなたの信念が言わせているのです。

あなたのパイの方が5mm小さいと大げさにわめかないこと。大したことではないし、そんなことで神経をすり減らすことの方が、よほど馬鹿げているのです。



★「他人はわがままなもの」だと受け入れてみる。

事実そうなのですから。

人は自分のやり方でやりたいし、いつでも、そうするものであることを受け入れるのです。

たまたま、あなたの思いと一致する時、それは素晴らしい。

しかしそうでなくても、いけない理由はない。あなたがそれを拒否しない限り。

笑って、その見事なわがままさを表彰してあげましょう。



★予想しても仕方がありません。

あなたの今までの生き方の範囲を超えた予想は出来ないからです。

無駄なことはやめて、起きることを楽しんでみましょう。



★欲求不満を繰り返すとわかっているような、不可能なことへの挑戦をやめてしまいましょう。

それは理不尽だと考えてムキになっているだけです。

「それはそういうものなのだ」と受け入れるだけで、もうそれは終わりにしましょう。

無駄な時間を費やさないことです。他にももっと楽しいことが、やりきれないほどあなたを待っています。



★納得がいかない、復讐しないといられないからと言って、恨みを持ち続ければ、相手よりも自分が先に倒れてしまうでしょう。「人を呪わば穴2つ」

「倍返し」はドラマだけにしておきましょう。まさか現実と混同していないでしょうね?

あれはハッピーエンドが用意された脚本です。



★私は人を裏切ってはならないが、私を裏切った人は許してしまわないとならない。

私は借りたものを確実に返すべきだが、返さない相手には目をつむってそれを許さなければならない。

理由は上に同じ。

なんと不平等なきまりなんだ!これを受け入れろだって?理不尽極まりない。

しかし、それを受け入れた人だけが、いつも平和に楽しく生きられるのです。

誰のせいでもないと思える人には、責任をとるべき人も、恨みを抱く人も最初から存在しません。

トータルな視点で損得を考えましょう。



★許すことは、優しさの表れだくらいに思っていませんか?

そんなに甘いものではありません。

いつまでも不満を言う自分を断ち切る克己心や、やると決めたことを徹底してに遂行する持続力も必要になる。成熟した人間にだけできる大事業なのです。

しかし、やる価値は十分すぎるほどあります。



★駆け引きをやめましょう。

あなたは自分から無条件に愛することをしないで、人からは愛を求める。

君が条件を満たしてくれたら、私も返してあげる。

私が人気者になれたら、その時は、私もさびしい人を気に掛けてあげるのに。

まずは、私に注目して!



まさに、駆け引きをやっている。

当然世界は、駆け引きの世界にしか見えない。



「あの人は私のことなんか気に掛けてくれません!」

そう見えるのは当然です。

だって、あなた自身が、

相手のことを駆け引きなしで見てあげていないんだから



駆け引きのプロ、詐欺師でも、時には魔が差して気を許してしまう。

そして、「たいへんだ、気を許すなんて。プロに徹しなければ」

気を許してはダメよ。私が先に愛したりしたら、ここぞとばかり相手はそれを利用してくるだけなんだから。

あなたは駆け引きの世界にはまりすぎている。

相手を試すようなことをしないこと。

他人の注目を数えようとしないこと。



★なんという不平等なきまりだ!

◇もし相手が私に借りがあるのに忘れて返さない時は、私の方も忘れることにする。

◇もし私が相手に借りがあるときは、忘れずに完済すること。



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