【購入者向け】コンテンツSEOをライターに依頼する前に知っておきたい基礎知識

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いつもお世話になっております。
スキルマーケットサイト「ココナラ」にて、Webサイトのコンテンツ(記事)作成・方位学コンテンツを運営している、TMG4でございます。

購入者の皆さまにおかれましては、たくさんのお見積り依頼をいただき、誠にありがとうございます。

最近、SEO上位表示を目的として記事執筆を依頼されることが多かったのですが、依頼時に具体的な要望が固まらないまま見積もり依頼をいただくケースが目立ちました。

具体的には、以下のような依頼内容です。


・キーワードは決まっているから、上位表示できる記事を1本書いて欲しい
・とりあえず数件記事を書いてもらい、結果が出れば継続依頼したい
・なるべく短い文字数でまとめて、結果を出して欲しい


ライターとしては、極力購入者様・クライアント様の力になれるよう努力したいところではあるのですが、残念ながら上記のような依頼方法では、希望通りの結果を出すのは難しい場合があります。

そもそも何が希望なのかよく分からないケースも多く、何とかお力になりたいと思いながらも、有効なご提案ができなかったこと、この場を借りて心よりお詫び申し上げます。

ライターに記事作成を依頼する際に、上記のような頼み方をするのは、購入者(クライアント)・出品者(ライター)ともに損です。

そこでこの記事では、ライターにSEO目的で記事作成を依頼する際に知っておきたい、購入者向けの基本的な知識をご紹介します。


「SEO」と「コンテンツSEO」の違いについて

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SEOとは、英語で「Search Engine Optimization」の略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」となります。
対策を適切に行うことで、Google・Yahoo!などサーチエンジンの検索窓にキーワードを入力した際、そのキーワードで目的のページが表示・閲覧される確率が高まります。

具体的な施策としては、タイトルタグ・テキスト設定、キーワード選定、内部リンク最適化、Webサイトおよびコンテンツの信頼性向上、外部リンク獲得、スムーズな閲覧が可能なページスピードの改善、見やすいレイアウトの実現などがあげられます。

コンテンツSEOとは、特にWebサイト・ブログなどのコンテンツに特化したSEOのことで、SEOと聞くとこちらを想像する人もいます。
実際のところ、コンテンツSEO以外にもSEO対策というものは存在していますが、それだけではあまり大きな成果につながらない例が多いため、結果的にコンテンツSEOを重視する傾向にあると当方は推察しています。

具体的な施策としては、最後まで読まれる質の高いコンテンツ作成、コンバージョンにつながるコピーの作成、キーワード戦略に基づいた記事数の蓄積、ページ閲覧回数等の分析情報をもとにした定期的な更新・リライト、1記事の価値を高めるリサーチなどが該当します。

コンテンツSEOを必要とする理由

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コンテンツSEOにより実現したいことは、購入者様の事情により様々です。
主な理由としては、以下のようなものがあげられます。

・自社サイトに来てくれるお客さんを増やし、売上増につなげたい
・組織や団体からのメッセージを伝え、会員数を増やしたい
・アフィリエイトの売上増や、サイトのマネタイズ戦略のために記事を増やしたい

では、売上や会員数を増やすために、どうしてコンテンツSEOが必要なのでしょうか。
当方の経験も踏まえて考えますと、理由は大きく分けて以下の3つにまとめられます。

▲一度記事を投稿すると、その記事は資産になる

ブログ・自社サイトなどに記事を投稿すると、その情報は検索エンジン(Google)によって発見されます。
すると、検索エンジンはそのページを認識し、独自のアルゴリズムによって評価します。

検索エンジンが「有用なコンテンツ」と評価すれば、そのページは検索結果のトップに近いところに表示されます。
すると、そのページをきっかけにして自社および自社製品・サービスが認知され、売上増・認知度向上につながります。

▲広告と違って運用費が発生しない

広告を打つ場合、効果の有無にかかわらず費用が発生するものが多く、金額も決して馬鹿になりません。
PPC広告など、クリックされなければ料金が発生しない広告もありますが、狙うキーワードによっては運用が難しい場合もあります。

その点、正しくコンテンツSEOのノウハウがつぎ込まれた記事は、勝手に上位表示されるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
1位表示されていれば、それだけ高い評価を受けているページだとユーザーも判断するため、結果的に自社サイト・ブログ全体の評価を高めてくれます。

▲極端な話、無料ブログからでもスタートできる

コンテンツSEOのメリットは、良質なコンテンツさえあれば、極端な話「無料ブログ」からスタートできるという点です。

これまでブログを運営したことがない人でも、コンテンツをコツコツとアップするだけで、いつの間にか特定のファンができていたりします。

SEOに強い・記事を拡散しやすいブログを選べば、より期待度は高まります。
当方では、おすすめ無料ブログサービスの相談も受け付けておりますので、記事作成と合わせてお気軽にご相談くださいませ。

コンテンツSEOのデメリットについて

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コンテンツSEOは、記事の確保さえできれば始めやすい手法と言えます。
しかし、

・キーワードは決まっているから、上位表示できる記事を1本書いて欲しい
・とりあえず数件記事を書いてもらい、結果が出れば継続依頼したい
・なるべく短い文字数でまとめて、結果を出して欲しい

冒頭で紹介した、上記のような「短期かつ少量」での依頼には向きません。
以下に、その理由をお伝えします。

▲キーワードは決まっているから、上位表示できる記事を1本書いて欲しい

例えば、唐突に「平屋 ○○」というキーワードで記事を書いて欲しい、という依頼を受け、こちらで上位表示を目指して執筆にあたらせていただいたとしても、もし記事掲載サイトに当方が納品した記事1本しかアップされていなかったら、上位表示は確約できかねます。

理由は、検索エンジン(Google)がサイトに求めているもの・サイトの評価基準とするものが、以下の通りだからです。

・ユーザーの利便性を最優先にしてページを作成する
・ユーザーをだまさない
・不正行為をしない
・【重要】独自性、価値、魅力のあるサイトにし、同分野の他サイトとの差別化を図る

単純に考えて、記事が1本しかないようなサイトが、独自性、価値、魅力のあるサイトとは言えませんよね。
※(ある意味では我が道を行っていますが……)

検索でヒットした記事以外にも、自分の悩みに関連する情報が同じサイトにあると思えば、より多くの人が流入します。
その結果、多くの人がサイトの記事に目を通すようになって初めて、サイトの評価が高まります。

一昔前までは、記事数がモノをいう時代があったものの、現代ではGoogleの分析能力も向上しているため、小手先の技術ではどうにもなりません。
よって、たくさん記事があればOKというわけでもないのですが、やはり各カテゴリ別に10数件の記事はあった方がよいでしょう。

▲とりあえず数件記事を書いてもらい、結果が出れば継続依頼したい

こちらの依頼内容に関しては、この「数件」が何件なのかによって、結果が出るかどうかが変わってきます。
ニッチなキーワードを狙うなら上位表示も可能だと思いますが、人気の高いキーワードでの上位表示を最終的に狙っているなら、サイト全体として少し情報量が足りないように思います。

そもそも、SEOは「チリツモ」の手法です。
たくさんのコンテンツを自社サイトに配置して、より多くの人に自社サイトを認知してもらい、そこから売上増などの目的につなげていくために行います。

よって、いくら質の高い記事であっても、評価につながる絶対数は要求されるものと考えてよいでしょう。

検索エンジンの評価は相対評価なので、あるキーワードは1位表示でも、別のキーワードでは圏外といったケースは珍しいことではありません。
ただ、コンテンツ投下から結果が出る時期も、良質なコンテンツの場合は短縮傾向にあります。

過去の実績で言えば、アップしてから3ヶ月以内にトップ掲載された記事もあるので、あながち「結果が出れば継続依頼」というスタンスも誤りではないのですが、それならその間に別記事も用意した方が効果は高いというのが当方の考えです。

▲なるべく短い文字数でまとめて、結果を出して欲しい

これもよく聞かれる相談内容なのですが、結論から言うと「よほどドメインが強くないと無理」だと考えてよいと思います。
今回はコンテンツSEOのお話なので、ドメインパワーに関する詳細は割愛しますが、コンテンツを掲載するサイトが高い評価を受けていないと、なかなか差別化を図るのは難しいです。

もし「コンテンツで独自性、価値、魅力を発信するために必要なものは何か」と問われたとき、読者の皆さんはどんなものをイメージしますか?

文章の美しさ?
表現力の豊かさ?
オリジナリティのあるテーマ?

色々ありますよね。

この問いに対する当方の答えは「情報の質・量」です。

高品質の読み物(情報)をコンテンツ内に散りばめることが、検索エンジン(Google)に認められるための最優先事項だと、当方は考えます。
質だけでなく量を要求されるというのは、例えば以下のような2種類の文章をイメージすると分かりやすいかもしれません。


例1:
オートミールは食物繊維が豊富で、ダイエットにおすすめの食材です。海外のトップモデルや俳優がダイエット食として紹介したことにより、日本でも話題となりました。

例2:
オートミールには、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維の2種類がバランスよく含まれています。
不溶性食物繊維は胃腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を活発に動かして便通をよくしてくれます。

水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくりと移動し、糖質の吸収をゆるやかにしてくれるだけでなく、コレステロールを体外に排出してくれる働きも期待できます。
海外のセレブがダイエット食として紹介したことで、日本でも有名になったようですが、オートミールはわたしの腸にも効いてくれました。

毎朝オートミールを食べるようになってから便秘に困らなくなり、今までのようにトイレで格闘する時間がなくなったんです!
おまけにダイエットにも成功し、1週間で「-2kg減」と驚きです……。

ぜひ皆さんもオートミール、試してみてくださいね。


ちょっと極端すぎる例ですが、例1と例2を読み比べたとき、どちらが説得力のある文章と言えるでしょうか。
当方は、例2だと思います。

このような理由から、当方は初手から「短い文字数でコンテンツSEOを行う」スタンスには懐疑的です。
よほどマイナーなジャンルでない限りは(あるいはマイナーだからこそ)、コンテンツには適切な文字数が要求されるものと考えておいた方が賢明です。

当方にご依頼いただく場合にお教えいただきたいこと

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当方にコンテンツSEO(記事作成)をご依頼いただく場合、以下の情報をお教え頂けますと、スムーズな対応が可能です。

もし、コンテンツSEOを始めたいけど、どこからスタートすればよいか分からないという方は、ご相談いただければ別途お見積りをお出ししますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

▲訴求する商品・サービス

まずは、自社で宣伝したい商品・サービスについて、詳しくお教えください。
ライターは、この点に関してのみ、購入者(クライアント)よりも圧倒的に知識が不足しているため、できる限り多くの情報をお教えいただけた方が訴求力のあるコンテンツが生まれます。

商品・サービスが生まれた背景。
他社を圧倒する部分。
自社だけのオリジナリティ。
ユーザーに知って欲しいエピソード。

こういった情報は、訴求対象の魅力を引き出すために必須の情報です。
ぜひ、ライターと情報を共有してください。

▲ターゲット層(ペルソナ)

コンテンツSEOは、顧客の悩みに寄り添うコンテンツを多数掲載することで、自社商品・サービスを欲しいと考えているユーザーに訴求する方法です。
よって、

・誰に商品、サービスを使って欲しいのか
・どんな悩みを抱えている人に読んで欲しいのか
・記事を読んだ結果、商品、サービスに魅力を感じてくれる人は誰か

このあたりを掘り下げて記事を投稿し続け、長期的・継続的な集客につなげます。
実際にターゲット層を絞り込む場合、例えば以下のような形でユーザーのステータスを落とし込むこともあります。


氏名:山田 猛
年齢:42歳
年収:600万円
職業:経理職(係長)
家族:妻・子供二人(高校生・中学生)
悩み:中学生が来年から私立高校への入学を控えており、現在の年収で学費等をまかなえるか不安。転職サイトを見てハイクラス求人を探しているが、現職でのキャリアでは年収アップに届かないと自己分析している。現状を打破して年収アップを成功させたい。


ここまでターゲットがハッキリしているなら、バックオフィス系転職サイトもしくは転職エージェントの訴求に向けて、コンテンツを書きためていく形になるでしょう。
ちなみに、こういった設定のことを「ペルソナ」と言う人もいます。

▲選定したキーワード

ターゲット層が決まったら、次に「ターゲット層が検索エンジンに打ち込みそうなキーワード」を探っていきます。
各キーワードでどのくらい検索が行われているのかについては、キーワードのボリュームをチェックできるツールで確認します。

最終的には、ボリュームの大きなキーワードで自社サイトのコンテンツが上位表示されることを目的としますが、必ずしもそれが最適解でない場合もあります。
自社の商品・サービスを必要とする層がニッチ層であれば、その層にちなんだキーワードだけをさらえば必要十分な結果が出ることもあるからです。

キーワード選定に関しては、信頼できるとされるマーケターでも十分な成果があげられないことは珍しくありません。
※(それゆえに、SEO関連の広告がWeb上にはたくさんあります)

この点について、SEOライティングに長く携わった経験のあるライターには強みがあります。
なぜなら、

・どんなクライアントと
・どのキーワードを狙って
・どんな記事をどういう構成で書いたら
・どういう結果になったのか

上記の情報量の蓄積が豊富だからです。
成功例も失敗例も豊富な分、説得力のある提案ができます。

もちろん、キーワード戦略がすでに購入者(クライアント)側にあるようなら、ライターは柔軟に従うことができます。
当方の場合、サブキーワードに関してもご提案できますので、お気軽にご相談ください。

▲構成案

構成案とは、文章のアウトラインのことです。
もう少し具体的に言うと、タイトルと見出しを決めて、それぞれの段落で何を書くのかを決めた案のことです。

こちらは、ライターに丸投げでもOKなのですが、構成案を事前に確認してから執筆をスタートさせるスタンスの方が、購入者(クライアント)としては後悔が少ないと思います。
もちろん、自社にリソースがないから構成もお願いしたいということであれば、当方で承ります。

▲予算感

身もふたもない話で恐縮ですが、コンテンツSEOで結果を出すためには、一定量の記事数が必要です。
昨今のトレンドとして記事の質が重視されているため、少数精鋭の記事で上位表示を実現した例もありますが、やはりベースとなるのはサイトのユーザーに対するホスピタリティです。

つまり、記事を増やしてユーザーに飽きさせない施策として、コンテンツSEOを機能させる必要があります。
月ごとに少量ずつ依頼する形でもよいので、プロのライターに依頼するなら、コンテンツを貯めることを意識した継続依頼をおすすめします。

最後に……(当方の実績など)

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ここまで偉そうにコンテンツSEOについて書き連ねている当方が何者なのか、よく分からない読者の方も多いと思います。
そこで、かんたんに実績等を紹介させてください。

▲ライティング歴

某ライティング特化型クラウドソーシングサイトでの執筆経験も含め、5年目のキャリアとなります。
SEOライティングを得意としているため、ジャンルにこだわらず上位表示の実績がございます。

▲得意ジャンル

ビジネス、転職、会計、ダイエット、葬祭、お墓、占い、恋愛・結婚など

▲NGジャンル

法に触れる内容(大麻推奨、犯罪行為の解説など)

▲実績

某転職サイトにて上位表示記事多数。
当方の記事がサイト全体のPVの約7割を占める。
※(ちなみに当方が執筆したコンテンツの数は全体の2割

▲実績URLの公表について

機密保持契約を結んでいる都合上、ポートフォリオとして不特定多数への公開は控えさせていただいております。
なお、露出の機会を増やす目的など、特別の依頼があればその限りではございません。
※(正式にご依頼いただいた場合は、コンテンツのトーン確認のため、URLをお教えする場合がございます)


おかげさまで、ココナラでは4年にわたりプラチナランクを維持させていただいております。

今年は新型コロナ禍の影響もあり、体調優先でお仕事をセーブさせていただいておりましたが、感染者が全国的に減少傾向となったことを鑑み、2021年10月より本格的に活動を再開することと致しました。

この機を逃すまいと動きをかけている企業担当者様・個人事業主様は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。




このコンテンツが、読者の皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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