適切な距離感とは。

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ココナラではいろんなタイプの出品者さんがいます。
出品者の考え方に多様性があるのはいいことであり、むしろそうあるべきだというのが私の考えです。

特にココナラは誰かの真似をするよりも、自分の道を進んだほうが支持されやすい傾向があります。
「このサービスが売れてるのか、じゃあ自分もこれで行こう」となってしまうより「皆が同じことしてるから、自分は違うことをしよう」のほうが目に留まりやすい。
優等生的な回答をするよりも、たとえ誰かから反発されることがあっても、自分の筋を通す人のほうが相談されやすいのです。

だから各人の表現や考え方の自由は法や規約に違反しないかぎり、最大限に尊重されるべきと考えています。
簡単に言えば「みんな違ってみんないいよね」ということ。
私にも私の考え方がありますが、周りの人がそれと違っていても全然気にしません。

ではどうして「みんな違ってみんないい」が成り立つかといえば、互いの考え方を尊重する姿勢があるからです。
「自分は自分で好きにやる、あなたもあなたで自由にしてね。でもお互いのラインは越えないようにしようね」という線引きがあるからうまく回っています。

このラインを越えて「そのやり方おかしいよ」と口出ししてしまうことは、戦争と同じです。
それは相手の領域にズカズカと踏み込んで自分のルールを強いる行為。
そうなると自分の主張と相手の主張を戦わせること…つまり口論や喧嘩に発展します。

だから相手の領域に踏み込むのなら、相当の覚悟をしなければなりません。
誰かを殴るのなら殴り返される前提で臨み、殴られたくないのなら最初から手を出さないほうがいいよね、ということ。

私は疲れることはあんまりしたくないので、自分から誰かに「それっておかしいよ」と踏み込むことはありません。
逆に誰かから踏み込まれたときは徹底的に戦います。

でもどっちにしても疲れることは確かだから、相手のラインを越えないように気をつけているし、相手からも越えてほしくないなと思っています。
「あなたの考え方はおかしい」と言い合うより「自分とは違うけどそれはそれでええやん」なスタイルのほうがいいよね、と思うのでした。楽だし。
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