らいく・あ・ろーりんぐ・すとーん。

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タイトルはボブ・ディラン「Like a Rolling Stone」から。

NBAプレイヤーの渡辺雄太選手が、アメリカでのキャリアを終えて日本での活動を表明されました。
私はバスケ小僧なのでずっと応援していましたが、とにかくガッツがすごい。

どんなときでも絶対に相手のシュートをブロックしようと試みるし、相手の攻撃が終わった瞬間に誰よりも早く前に走り出す。
屈辱的なポスターダンクを決められた後でも「止められるチャンスがあるなら何度でも相手に向かっていく」という趣旨の発言をされています。

(ポスターダンク…主に相手ディフェンスの上から格好いいダンクを決めること。決めた側はそのシーンがポスターになるほどの注目度を浴びるが、決められた側は屈辱的な“やられ役”としてポスターに写ってしまう。そのためこれを避けたがる選手も多い)

私はそれでも向かっていく渡辺選手の、泥臭いプレイスタイルが好きだったんですよね。
「チームのためにできることは何でもやる」っていう。
そんな渡辺選手の発言で私が印象に残っているのは「壁にぶつかるのは成長した証」という言葉。

自身が何かを続けていると、必ず壁にぶつかるタイミングがある。
しかしそれを乗り越えるからこそ、さらなる成長が訪れる。
裏を返せば「壁にぶつかるくらい成長できた」ということ。

ゲームでもレベル40とか60でレベル上限になり、限界突破アイテムを使わないとそれ以上成長できないことがありますが、それと同じかもしれません。
伝わるかはわからない。

これと似たような趣旨の発言は他の方もされています。
ジャパネットたかたの社長さんもその一人。

この人も最初から大企業の社長を目指していたわけではありませんでした。
小さな実家のカメラ店の手伝いから始まり、支店を任されるようになり、ラジオショッピングを始め、さらなる効率を求めてテレビショッピングに。

次の段階に移る手前のときには、いつも何かしらの壁に直面していました。
そしてそれを打開するために手を打った結果、どんどん規模が大きくなっていったのです。
まさに「壁にぶつかるのは成長の前触れ」。

電話相談も似たようなところがあります。
最初は愚痴聞き・雑談だけだったところから、それだけでは対処できない壁にぶつかったから勉強して。
その知識だけでは足りないから、今度は恋愛相談の勉強をして。
たまに初心者さんからアドバイスを求められるから、それに応えられるようにスキルを身につけて…。

ココナラはスキルを身に着けながらお仕事をしてお金を稼ぐという意味では、優れたプラットフォームだと思います。
最初は愚痴聞きだけだった人がいつのまにか占い師になっていてもいいし、イラストレーターから愚痴聞きに転身するのだってアリ。

今のままでは物足りないと思ったら、それは壁にぶつかったということ。
それを乗り越え続けた結果、最初からは全然想像できない自分になっていることもあります。
でも、それでいいと思っています。

私もこの先の自分がどうなっているかは全然わかりません。
1年後には今と異なるジャンルの活動をしている可能性だってあります。
でもまあ、それも一興ということで。

転がる石のように気ままに進んでいきたいなーと思うのでした。
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