脳の仕組みを使い、英文暗記できるようサポートします

単語は覚えられるけど 英文暗記が苦手なら吉永式記憶術を使おう

英単語は覚えられるけど、 英文が覚えられないのは、 脳のメカニズムから見ると自然なことです。 キーワードは「作業記憶」です。 「作業記憶」で取り扱える項目は、 １度に「５個」前後だと言われています。 英単語であれば、訳をひとつに絞ることで、 「英単語・発音・日本語訳」の３つとなり、 作業記憶で取り扱える範囲内になります。 ５単語前後の英文であればいいのですが、 それを超える英文暗記が難しくなる理由が分 かると思います。 どうすればいいでしょうか？ 作業記憶ではなく「エピソード記憶」を 使うのがポイントになります。 「エピソード記憶」とは、出来事に関する記憶です。 覚えたい英文の状況の中に自分を置き、 自分の出来事としてその英文を覚えるようにする、 これが、英文を覚えるコツとなります。 覚えたい英文の状況の中で感じる、 喜怒哀楽の感情や五感の感覚を含めて イメージすることが大切になります。 いわゆる決まり文句、例えば、 「ほっといてくれ、ひとりにしてくれ」の Leave me alone. は、その状況を想像して、 その中に自分を置き、感情も感じられると思います。 その結果、覚えやすい、ということになります。 決まり文句を覚えるように、 覚えたい英文の中に入り込み 覚えてみてはどうでしょうか？ 英文を覚えるときには、 作業記憶ではなく「エピソード記憶」を 使うようにしましょう！ あと、記憶する時に大事なのが、 どの英文を覚えるのか？ どの程度覚えるのか？ この２点を明確に決めることです。 僕の場合は、竹岡広信先生の 「ドラゴン・イングリッシュ」 基本英文１００を覚える事にし、 日本語を見たら、英語で 口頭復元できるレベルと明確にしました。 覚えるとき、吉永式記憶術では 「理解すること」を重要視しています。 ですから、僕は「ドラゴン・イングリッシュ」 基本英文１００を覚えるとき 「英文構造を理解した上」で覚えるようにしました。 構造を理解した英文は、自由自在に使える と思ったからです。 記憶の原則として、理解できないものや 意味が取り出せないものは、覚えにくく、 理解し、意味が取り出せれば、覚えやすくなります。 英文を覚えるときには、 ・　エピソード記憶を使い、 ・　覚えるべき英文を明確にし ・　理解することを意識しましょう。