モデリングには統合型3DCGソフト「modo」を使用します。納品データはテクスチャー無しの白色で、STLファイルに書き出したものをお届け致します。意図する造形ワークを3Dプリンターで実現するには、プリント方式に応じた3Dモデルを作る必要があります。また、重力や強度、素材の膨張収縮など様々な物理現象も考慮しなければなりません。良好なプリント結果を得るには物理的な矛盾を排除した3Dモデルにする必要があります。
モデリングはプリントサイズに応じてモデル解像度を自由に調節できるサブディビジョン方式を主軸に据えていますが、曲面を含まない角張った形状の場合はポリゴン方式でモデリングします。また彫刻や粘土細工のような形状の場合はスカルプト方式を使用します。これら以外にもアニメーション変形で生成した動きのある物体から形状を取り出したり、モデルの表面に細かい凹凸でテクスチュアを表現したり、、、多彩な3DCG技術を用いて3Dプリントならではの造形ワークを実現致します。
ご用意いただく資料としましては、図面など形状がハッキリと分かる資料をお預かり出来るとすぐ制作に着手できます。イメージ写真やラフスケッチからでも製作はお引受け出来ますが、その場合は造形案をコチラからご提案し、造形内容を詰めてからモデリングに着手致します。造形案作成の方法は色々ですが、スケッチ・イラスト・写真等から立体化する為の造形プランニングには相応の時間と費用(造形監修料)が発生致しますので、予めご了承ください
また、3Dモデルの製作時間及び費用は「ポリゴン < サブディビジョン < スカルプト」の順で増加します。方式の違いだけでなく、ご依頼内容によっても製作時間が大きく変わってきますので、まずはお気軽にご予算と製作内容をご相談ください。ご予算に応じた3Dモデルの製作内容をご提案致します。
なお、修正につきましてはモデリング工程終盤で1回のみ(短時間で対応できる「調整」レベル)に限らせて頂きます。このレベルを超える場合は追加料金(変更対応料)のご請求をお認め頂いた上での対応となります。モデリングは幾つもの工程を踏んで進めますので、モデリング終盤で形状変更となると、工程をだいぶ逆戻りしてしまう可能性が高くなります。それに伴う発生費用はお客様にご負担になりますので、逐次行われる造形内容の確認には十分ご配慮ください。。
3Dプリント・データ出力コーナーに出品しておりますが、ご提供できる基本サービスは3Dプリント用の3Dモデル作成までとさせて頂いております。3Dプリント出力もオプションで対応可能ですが、プリンターは当方が所有するPhoton Mono SE (光造形機) になります。常時在庫している材料は水洗いUVレジン灰色のみです。
図面や現物サンプルなど形状・寸法が明確であればすぐにモデリング着手できるのですが、イラストやスケッチを元にモデリングする場合は事前に造形プランを立てる必要があり、モデリング作業費とは別に「造形監修料」を頂戴する場合がございますので、予めご理解賜りますようお願い申し上げます。
サービス内容欄に一通り思いつく事柄を書いておりますので、ご一読いただけましたら幸いです。何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。