日々の台選びは非常に難しく、私自身も打ち手として何度も失敗し、反省の繰り返しでした。しかし、しっかりした根拠を持ち、投入台に座る方々が一定数おられます。
彼らと自分は何が違うのか?疑問に思い、自店のデータを何度も何度も見るうちに、
彼らが何を根拠に台選びをしているのかを突き止める事が出来ました。
そして設定師として、知らず知らずのうちに作業化してしまっている、設定投入予定台の
特徴を改めて気付かされました。
そして、私自身が打ち手として通うマイホールのデータを集計し、数台ピックアップ
した所、予想以上のデータになりました。
他の店でも同様の結果となり、共通点が多い事に私自身が驚いております。
この特徴を皆様にお伝えし、お役にたてれば思っております。
~スロット設定変更の流れ~
1,自店の商圏シェアの把握
2,自店の機種別シェアの把握
3,予算の進捗状況の確認
4,明日の稼働、売上予測、設定シュミレーション
5,機種別の設定割り振り
6,設定変更
上記の流れで設定を組むのですが、設定の本数には限りがあり、入りやすい機種も限られています。設置台数の多いジャグラー、ハナハナ等のAタイプが推奨ですが、北斗、カバネリ、沖ドキ等の人気機種にも対応しております。
なぜ設定が入る台が分かるのかというと、パチンコ法人にも本社、本部機能があり、各店のデータを管理する部門があります。設定担当者も普通のサラリーマンですので、ある心理が働くのです。
・〇〇だと思われたくない。
・〇〇を疑われたくない。
・〇〇の怠慢と思われたくない。
だから設定を入れざるを得ない台が発生してくるのです。
ここで重要なのは〇日間のデータです。
このデータを活用して頂き、皆様に役立つ事を願っております。
Excelを使用しますのでMicrosoft Office搭載のパソコンをご用意ください。
簡単な入力作業をして頂きます。5~10分で終了しますので、決して難しいものではありません。
お店選びは、地域3番店までの店舗を選ぶべきと存じます。
地域4番店以下になると予算を守る事が精いっぱいで設定を使う余裕はありません。
50枚貸し55枚交換 損益分岐割数11割 原価率0.9091
上記A店がマイジャグラーV 40台を利益率0%で設定を組む場合
パターン1 ②30 ④6 ⑤2 ⑥2
パターン2 ②31 ④6 ⑥3
パターン3 ②28 ④6 ⑤6
A店が利益率5%で設定を組む場合
パターン1 ②30 ④8 ⑤1 ⑥1
パターン2 ②32 ④6 ⑥2
パターン3 ②29 ④8 ⑤3
先程の利益率0%で組んだ時との設定本数の変化は、何となく分かりますでしょうか?
設定本数のシュミレーションはこのように決定します。
もちろんEV公約等、色々な状況がありますのでパターンはいくつもありますが
皆様が思っているほど設定は多くありません。