こんにちは! とものり まるいです。
電話相談をしていると、このように言われることがあります。
「こんな重い話をしちゃって、すみません」
「いくらカウンセラーでも引きますよね」
お気遣いいただき、ありがとうございます。
でも、大丈夫です。
と、お答えすると鋼のメンタルだと思われるかもしれませんが、実は最初の頃はヘビーな話を聴いていてつらくなったこともあります。
でも今はちゃんと対策ができているので、本当に大丈夫です。
そんなわけで今回は、「心を守る聴き方」についてお伝えしたいと思います。
重い話を聴いても苦しくならない方法
①自分の気持ちは脇に置いておく
私の場合、お話を伺う際に「自分」を脇に置いておくことにしています。
そうすることで、これはあくまで「自分のことではなく相談者さまのことなんだ」と、自他を区別できるようになるからです。
もちろん共感的態度でお聴きするのは、とても大事なことです。
私は相談者さまの気持ちや思いを、できるかぎり相談者さまの身になって、ありありと感じて受け取るようにしています。
そうすることで、あたかも相談者さまと同じ状況に置かれているかのように、リアルに感じられるようになるからです。
しかし
お聴きした話を自分事のように感じ、自分までつらく・苦しくなってしまうのは問題アリ。
そんな状態では相談者さまの話をお聴きすることはできません。
(場合によっては、一緒に泣くことが意味を持つこともありますけどね)
だからこそ
同じように苦しくならないために「自分」を脇に置いておき、心を守る必要があるわけです。
実際は完全に自分の心を切り離すのは困難ですが、そういう態度でお聴きしているということです。
「話し手と聴き手の間に境界線を引く」とイメージするのも良いですね。
②透明な膜で自分を守る
これはイメージすることが得意な方にオススメな方法です。
相談者さまの苦しみやつらさが自分の中に入ってこないよう、透明な膜(壁)でガードする方法になります。
全身を透明な膜で覆われているイメージをしたり、透明な壁に囲まれているイメージをすることで、ダメージを防ぐわけです。
漫画やアニメだと、バリアをつくってダメージを0にする描写がありますが、その感じです。
ドラゴンボールでは17号やセルが使っていましたね(懐かしっ)。
単純な話だと思われるかもしれませんが、けっこう効果があるので、繊細さん(HSP)の方にもオススメです。
と、いうわけで今回は
「自分を守る聴き方」についてお伝えしました。
少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。
ではまたっ。