弐瓶勉さんのホロスコープ②

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コラム
改めて弐瓶勉さんのホロスコープです。
1971年2月26日生まれ、福島県郡山市出身。漫画家。
代表作は『BLAME!』、『シドニアの騎士』。
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例によって、ホロスコープ作成は“さくっとホロスコープ”にて行いました(ありがとうございます!)。
ハウスに関してですが、第1選択肢がキャンパナスなので、そうなっています(他の手法でも出せますが、今回はこのままで)。出生時刻不明なので、ハウスカスプについては気にしないでおいてください。不明なのに12時じゃないか、と思われるかもしれませんが、これは月の位置関係でお昼で出すのがよいのかな、という判断です。
参考にしたいのは、アスペクトと星座区分辺りですかね。
星の位置も、ハウスは省いてご覧ください。

代表作『BLAME!』、『シドニアの騎士』とのことですけれども、わたしは『BLAME!』はじつは存じませんで、もっぱら『シドニアの騎士』を視て興味を持ちました。視て、なので、アニメ版です。漫画もチェックしたいところですけれども、まだ読んでいません。
現在、2期が毎週月曜日にニコニコ生放送にて(再)配信中です。
1期もGYAO!にて無料視聴できていたのですが、11月13日で配信終了となります。現在は1話と最終話のみ視聴可能で、それ以外は有料で、ということのようです。漫画は、2015年に第39回講談社漫画賞・一般部門を、2016年に第47回星雲賞コミック部門を受賞しています。
来年、『シドニアの騎士 あいつむぐほし』のタイトルで、劇場版2作目が公開予定となっています(再配信はその関連のようです)。

出生チャートに話を戻します。

どうもSF=水瓶座/天王星の思い込みが強すぎて、チャートを見るまではやはり水瓶座/天王星が強いのかな、と思っていたのですが、魚座/海王星が強いようですね。
一瞬、ちょっと考えてしまったのですが、『シドニア…』作中で“融合個体”という存在が出てくることからも分かるように、切り離す(天王星)作用よりは混ぜる(海王星)作用のほうが強いと見れば、魚座/海王星が強いのも頷けるところです。とはいえ、ぱっと見スクエアが多いですから、ただ混ざる、吸着するだけでなく、そこに戦闘行為(切り離し作業)が絡んでくる、といったところでしょうか。

他の作品を知らないので確かなことは言えないのですが、『シドニアの騎士』に関しては、女性に特徴があるんですよね。
主人公の男性、谷風長道も登場してすぐくらいから、普通ではないことが分かるのですが、人間の中身が一般の現代人とは異なる設定だとはいえ、谷風長道を取り巻く女性たちが、まぁどこを見ても普通じゃない(笑)。唯一、「この設定の中では…普通…かな?」という人物は、あっという間に“かたちを変えて再登場”になってしまいますし…(うーん、何と言ってよいのやら)

そういうところもチャートを見ると分かるのかな、と思ったのですが、なかなかどうして一筋縄ではいかない感じです。若い女性というと金星…ですけれども、これが山羊座、そして金星がルーラーになる牡牛座に山羊座のルーラー土星が入っていますから、これはミューチュアルレセプションになりますね。
しかも、オーブありのゆるゆるではありますが、トラインを形成しています。金星は冥王星とトライン、さすがに土星と冥王星はオーブありすぎなので、トラインにはなりません。素直に読むと、金星(若い女性)が制限を受けつつ(土星)、再生する(冥王星)となり、ヒロインポジションの星白閑っぽいと言えば言えるかもしれません。ネタバレになってしまいますが、ヒロインなのか主人公の盟友なのか、途中までちょっと判断の難しい科戸瀬 イザナ、ヒロインポジに無理やり自身をねじ込もうと途中まで頑張る(?)緑川 纈(でも、纈ちゃんすごく良い子、しかもかなり有能)、シリーズ扱い(!)の仄姉妹、若い女性ではないものの、見た目が熊のヒ山さんと、うーん、やっぱり普通の女性がいない…(汗)。

しかし、スクエア多いですね。
水星は、スクエアでも表現に関わるんでしょうか。
木星合海王星に対して、モダンの手法ではありますが、スクエアを形成していて、さらに言えば29度とギリギリですが水瓶座です(水瓶座SF説を無理押し!)。
柔軟宮が多いのは、魚座と射手座に感受点が集中しているからですね。
魚座の太陽には、射手座の木星合海王星がスクエアになっています。海王星の影響力は、フィクションに命を吹き込む才能として現れることもある、と言えそうですね。余談ですが、モテモテで撃墜王の主人公はプラス要素インフレ気味な感じで、この辺りはひょっとすると太陽スクエア木星の影響が出ているのかもしれません。
出生時間不明なので、月の位置も曖昧になりますが、プラスマイナスそれぞれ6度、どちらにズレても魚座の範囲内です。何となく後ろかなぁ、と思うんですけど(何となくです。レクティファイとかできない・汗)、やはり魚座の影響が強いチャートという感じですね。

著名人は、上記からも分かるように経歴がはっきりしていますから、経過図との関連で受賞時期の運気を見たりするのも勉強になるかもしれません。
ここでは、そういったことには触れませんが(触れられないとも言う)、出生時間不明でも、一つチャートを作るとしばらくあれこれ考えることができて、やはり占星術は面白いなぁと思います。


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