No.7 志望動機がうまく書けない理由

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
最近は、ふるさと納税で届いた「ほぐし明太子」を毎日食べています。
昨日は、明太子クリームパスタにしました。最強でした。
痛風にならないことを祈ります。

さて、本題に入ります。
「志望動機が全然書けない」「何を書いていいか全く分からない」などと、志望動機が書けない人は多くいらっしゃいます。
なぜ書けないかの理由を考えていきます。改善策は別記事にまとめたいと思います。乞うご期待。

1. そもそも書く技術や経験が不足している

単純に文章を書く技術や経験が不足している場合、思っていることをうまく言葉にできないことがあります。

最近の若い方で言うと、SNSやチャットツールの普及により、短文や断片的な情報の交換が主流となり、長文の文章を書く機会が減少していることも要因の一つでしょう。

文章力を高めるために、まずは自分が興味を持つ分野やジャンルの書籍や記事を積極的に読むと良いですね。ただ、短期間で文章力を高めることは難しいので、継続力が重要です。書籍は、小説等でももちろん構いませんよ。

2. 自己理解が不足している

自分の強みや興味、キャリアビジョンが明確でないと、志望動機の具体的な内容を見つけるのが難しくなります。

自己理解の不足は、志望動機の作成はもちろん、キャリア形成にも影響を与える大きな課題と言えます。自己理解の不足については、さらに細分化して考えてみましょう。

・日常生活の忙しさ
転職では、仕事をしながら転職活動をすることも当然あります。そうなると、自分のことを理解する時間がそもそも無いという状況があります。日々の生活や仕事、学業に追われ、自分自身に向き合う時間を持つことが難しくなっています。
これに関しては、時間を確保するしかありません。ただ、時間を確保してもどういったアプローチで自分のことを理解していけばいいかが分からないのであれば、時間がもったいないです。その場合は、第三者に相談するということも考えてみてください。

・自分のことが分からない
自分自身の感情や考えを明確にするのは簡単ではありません。特に、自分の弱点や欠点に直面することは避けがちです。この場合は、仲のいいご友人やご家族などに相談してみて、客観的な視点から自分を捉えると良いです。また。自己分析ツールを活用することも考えてみてください。

3. 業界や企業に対する知識が乏しい

志望する企業や業界についての深い知識や理解がないと、なぜその企業に魅力を感じるのか、どんな貢献ができるのかを具体的に述べることが難しいです。この知識の不足は、企業選びの際の基準が曖昧になる、面接時に具体的な志望動機を述べられない、あるいは入社後に業界の実態とのギャップを感じるといった具体的な問題を引き起こす可能性が高まってしまいます。

解決のためには、業界団体の公式サイトや業界誌を読む、企業の公式ウェブサイトやIR情報の確認、インターンシップや業界セミナーへの参加などを通じて、能動的に情報を収集・整理し、知識を深めていくことが不可欠です。

4. 将来のビジョンが定まっていない

自分の将来に対する明確なビジョンや目標がないと、その企業での自分の役割やキャリアをイメージすることが難しく、それを志望動機に落とし込むことができません。そして、志望動機が作成できないという以上の大きな問題となります。入社後のキャリアの進行方向や適切なポジションの選定においても困難が生じてしまいます。

解決のためには、自己理解を深めることを前提として、職業カウンセリング、メンタリング、セミナーや書籍を通じて多様なキャリアや生き方の選択肢を知り、自分に合ったものを模索することが重要です。また、希望する業界や企業の情報を収集し、業界の動向、企業のビジョンやカルチャーなどを理解することも必要でしょう。仲のいい友人に、仕事のことを聞いてみても良いと思います。

5. 過去の経験を活かせていない

過去に積み重ねた経験や学びは、自分を知るための大切な手がかりとなり、それを思い返すことで、自分の好きなことや得意なこと、そして志望する企業への惹かれる理由が見えてくるものです。これらの経験をしっかりと振り返らずに過ごしてしまうと、志望動機を心から伝える言葉が見つかりにくくなってしまいます。

6. プレッシャーを感じ過ぎている

「完璧な志望動機を書きたい」という強い思いからくるプレッシャーは、時として心の中で大きくなりすぎ、その重圧の下で自分の本当の思いや感じることを自由に表現することが難しくなり、その結果、クリエイティブな思考や本当の感情が閉じ込められてしまい、自然体の表現が難しくなってしまいます。

7. 外部要因に振り回されている

友人や家族、先輩からのアドバイスや意見が多すぎると、自分の本当の気持ちや考えが見えにくくなり、志望動機が書きづらくなることがあります。この場合は、全ての意見やアドバイスを受け入れるのではなく、信頼できる人や専門家からの意見のみを取り入れることが必要です。

まとめ

志望動機が書けない理由は、「文章力が無い」からだけではありません。様々な要因があることを理解することで、どの部分に力を入れるべきかが分かってくると思います。当然、自分で考えることが重要ですが、結論を出すのに何日も掛かるようでれば、第三者に相談してみることも考えてみてください。

志望動機の添削や作成に関しては、下記プランで対応いたしますので、ぜひお声掛けください。

以上、ご覧いただきありがとうございました。
中条

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