自死遺族カウンセラーが、どんな気持ちも受け止めます
安心してほしい。「死にたい」は決して否定されるものでは無い。
10年間、自死に特化した相談窓口で相談員をしてきました。
志したきっかけは実姉の自死でした。
始めた当初は、自殺を考える人を懸命に止めようとしている自分がいました。
中学生〜ご老人の年齢層まで、たくさんの方々からお話を聴き、時間を共有する中で
「命の尊厳」はその人の中にしかないんだ、と言う事を教わった気がします。
死にたい表現にも様々なものがありました。
楽になりたい、消えたい、溶けたい、生きられない、星になりたい、息しちゃいけない、殺してほしい、死なないといけない‥など。
そしてそんな想いにじっくりと耳を傾けることで、その表現の後ろにあるものは「生きたい」という想いもあったりもしました。
どんな表現であろうとその人なりの意味合いや想いが必ずあります。
その人なりの想いだからこそ、今湧き上がっている感情自体は決して否定されるべきものではないと思います。
今私は自殺を考えてしまう気持ちを否定し止めようとするのではなく、
自殺を考えてしまうほどの苦しみを必死で理解したいし、全力で受け止めたい。経験を積みそう思えるようになりました。
あなたが歩んでこられた人生と言う物語を聴かせてほしい。
心を近くして、隣で全力で受け止めたいのです。
まだまだこの世の中は、大きな声で「苦しい」「死にたい」「消えたい」と叫びにくい世の中であると感じます。
叫べるからこそ感情は浄化されていくのです。
叫べる場所があるから、今日1日をなんとか生きてみようと思える人もいるのではと感じます。
感情を吐き出しにくい世の中が、苦しみの渦に巻き込むのです。
死にたいと考えてしまう事は何ら恥ずかしい事でも何でもないのです。
嬉しい悲しいと同じように、それも自然に湧き上がる1つの「感情」なのではと考えています。
あなたのありのままの感情を聴かせてほしいし、あなたと少しでも時間を共有したい。
うまく言葉になんかならなくてもいい、私は貴方と共に在りたい。
今心からそう思っています。
心理系唯一の国家資格「公認心理師」として心理カウンセラーをして活動しております。
どうぞご安心してご活用下さいませ。
是非あなたをお待ちしております。
東 大介
悩み相談・恋愛相談・話し相手 > 心の悩み相談