ご家族がうつ病に!!対応のしかた、ご相談に乗ります
ご本人・ご家族の両方を支援してきた医療相談員が、お話聞きます
心の病は、適切に対応していかないと、ご家族自身の心までむしばまれていきます。
病気の症状がベースにあることなのに、ご本人の言動を受け入れる事ができず疎遠になってしまったご家族も、決して少なくありません。
うつ病に限らず、いろいろな病気の詳しい症状や対応方法、解明されている限りのメカニズムなどの知識は、スマホ1台あれば瞬時に得る事ができます。
知識を得て、マニュアルに従って、いろいろな方法を試みた方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
やってみて、いかがだったでしょうか?
もちろん、ご自分なりの関わり方を見出し、無事うつ病を乗り越えた方もいます。
一方で、いろんな方法を試みても状況が全然好転しない、むしろ悪くなっている気がする、という方も相当数いらっしゃいます。
知識は豊富で、詳細なマニュアルがあるのに、何故か?
それは、「ご家族自身にケアが必要」な事に目が向けられていないからです。
ご本人への対応方法や家族としての心得のようなものを熟読しても、ご家族自身の回復プロセスについては多くは触れられていません。
知識やマニュアルではどうにもできない事もあります。
溜まった思いや感情、ストレスは、運動するなり話したりして発散すれば良いとも言われます。
決して間違ってはいません。
ただ、思いや感情は、ただ吐き出せばいい、というものではありません。ただ闇雲に叫んだとしても、一瞬スッキリとするかも知れませんが、時間が経てば元通り。ご家族の回復には至りません。
ご家族の大切な気持ちですから、ちゃんと目を向けてみましょう。
目を向けた感情は、物凄くネガティブなモノかも知れません。
辛さを伴うかも知れません。
そういった事を理解した上で、ご相談をお受けいたします。
言いたくない事、辛い事を無理やり聞き出したりはしません。
話せる範囲でOKです。
少しずつ、思いを言葉にして、複雑に絡んだ感情を紐解いていきましょう。
ご家族が今の辛さ、苦しみから抜け出すきっかけを掴むお手伝いが出来れば幸いです。
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