一級建築士製図試験は、6時間半で与えられた課題をミスすることなしに完成させる試験です。読取りからエスキス、作図までをその中で行うため、時間配分が大切です。当初私もすべて平行定規で作図していましたが、時間短縮がなかなかできず、3時間半かかっていました。これでは、見直しの時間が取れずミスの訂正ができないことになります。そこでフリーハンドに切り替えることにし作図時間は、2時間半から3時間で行えるようになりました。これにより最終チェックの時間が確保できるため2022年度に無事合格することができました。
フリーハンドでの作図は独学というか、学校でも教えていないので他の人の事例もほとんど見ることはできませんでした。自分なりに研究し行ったものなので、私の描き方がベストであるとは思っておりませんし、各自の描き方でいいと思うのですが、それ以前に、フリーハンドは時間制約のある試験において非常にメリットが大きいのです。詳しくはサンプルの写真をみてもらえればと思います。
作図時間短縮が思うように進まない方には特にお勧めしたいと思います。
添付内容は、
・PDF フリーハンドのメリット
・PDF 時間配分と手順
・PDF 課題読込みの手順
・PDF エスキスの手順
・PDF 作図の手順・テクニック
・PDF おすすめの道具
・JPEG 令和4年度 作図再現図
・XLS 作図手順
・PDF 記述資料ノート抜粋
となっています。
フリーハンドで描くことにより、全ての人が必ず時間短縮できる保証はできません。